買い物専用乗合タクシー
今回は「買い物専用乗合タクシー」を書こうと思います。
とりま、今は乗合タクシーがブームなのか分かりませんが、色々な地域で乗合タクシーが有る様です。日本では、9人以下の旅客を運ぶ営業用自動車を利用した乗合自動車を乗合タクシーと呼んでいて、深夜に別の交通機関がなくなる地域や、大型自動車を用いて一定の運行頻度を保って事業を行うことが難しい地域や、過疎地など路線バスの機能が充分に発揮できない場所などで主に運行されているようです。
ほゞほゞタクシー事業者が運行を行っていて、タクシー車両を用いるためこの名前がついているますが、所定のダイヤと停車地に従って運行していて、利用者にとってタクシーというより路線バスに近い感覚での利用となる様なので、実態は乗合タクシーでもタクシー会社委託のコミュニティバスの路線と扱っているケースも少なくない様です。
運行形態は、深夜・早朝運行、交通空白地帯での運行、路線定期運行、デマンド型での運行、鉄道駅 - 公営競技場間での運行など運行形態は様々な様です。
法的言うと、道路運送法第3条の「旅客自動車運送事業の種類」の一般乗合旅客自動車運送事業の「乗合旅客を運送する事業」の該当し、法施行規則第3条の3の一般乗合旅客自動車運送事業の態様では、①路線定期運行 ルート、ダイヤが固定されたもの=路線バス、高速バス、②路線不定期運行しますが ルートは固定ですがダイヤは固定されていない物、③区域運行 ルート、ダイヤとも固定されていない=乗合タクシーに分類される様で、今回は道路運送法第21条に基づく一般乗合旅客自動車運送事業ななるそうです。
道路運送法第21条による乗合旅客の運送許可は、「一 災害の場合その他緊急を要するとき。二 一般乗合旅客自動車運送事業者によることが困難な場合において、一時的な需要のために国土交通大臣の許可を受けて地域及び期間を限定して行うとき。」となっています。
で、千葉県柏市では、前記した市内の公共交通空白不便地域の需要に対応した、日常生活に必要な移動手段の確保に向けて、運行主体が町会、運行事業者がタクシー事業者、運行支援が柏市の三者連携の、買い物に焦点を絞った乗合のコミュニティタクシーの実証実験を7月20日より開始すつそうです。
柏市は新田原地域の弥生町会を対象とする買い物専用乗合タクシー「やよいタクシー」の導入を検討している様で、今回は毎週木曜日の午前10時に運行する実証実験を実施するそうです。
「やよいタクシー」は乗客定員は3人で定員を超えた場合は、乗車希望人数にあわせて追加配車を行う様です。
運行ルートは、乗車場所である吉田幼稚園前を出発し、スーパーマーケットのカスミ柏千代田店及びヤオコー柏若葉町店を経由し、買い物を終えた乗客をピックアップした後は、各乗客の自宅前まで送迎し、降車となるそうで、利用についての事前登録や予約は不要で利用料金は1人1往復500円なので片道250円になります。
運行事業者は:千葉タクシー株式会社という会社だそうで、創立は1953年8月で資本金は1,000万円、保有車両台数は65台だそうです。
過疎地域で1週間に1回、しかも曜日と時間をしていて運恋するのは、「買い物タクシー」を名乗るには好くな過ぎる様な気がしますが・・・・?
ってか何故「やよい」の意味が分かりません。・・・・弥生時代か弥生会計しか思い浮かばなくて自分の語彙力の無さに(笑)
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