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父の日参りとタクシー

 今回は「父の日参りとタクシー」を書こうと思います。


  とりま、「父の日参り」とは、想像がつくと思いますが、「父の日参り」とは、父の日に亡くなった父親をを偲び、日々の感謝の気持ちを伝えるために行う供養のことだそうです。又、「父の日参り」が有る様に、最近では、ゴールデンウィークから母の日にかけての季節に、亡くなられた母親の墓前を訪ねる「母の日参り」の 習慣が広がりを見せているそうです。


  要は、墓参りの個別バージョンになります。


  で、海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸の事業とする、株式会社ハウスボートクラブは、終活を意識し始めた人方やその家族に向けて、人生の思い出づくりをプロデュースする「えんの旅」の父の日限定企画「クルーズ付・貸切タクシーで巡るツアー」を、2023619日に実施するそうです。


 ちちの日参り.jpg


 法的に見て海上散骨は、墓地、埋葬等に関する法律の第2章で、「埋葬、火葬及び改装の第4条で、埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の地域にこれを行ってはならない。」とあります。しかし国は、散骨に関して「墓地、埋葬等に関する法律においてこれを禁止する規定はない。」としているため、違法ではないというのが見解の様です。


  ドラマで海に散骨するシーンを見て、これ違法じゃネと思っていましたが合法の様で、海洋散骨は、陸地から離れた海域で行わなければならないので、船で散骨ポイントまで行きお別れのセレモニーを行うという特徴があり、故に、広大なという点も魅力であそうで、自分は、墓迄行かなくても、「海に手を合わせれば、どこにいても故人を偲ぶことができる」事が、なんとなく納得です。


  前記した「株式会社ハウスボートクラブ」は、生前の父親が好きだった場所や、家族でよく出かけたレストランなどを貸切タクシーで巡るツアーを企画したそうで、その企画名が「えんの旅」だそうです。平仮名で「えん」となっていますが、自分の想像ですが「えん」は「終焉」の焉から来ている様な気がして、「終焉」の意味は、生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期、となっているので・・・・


  「焉」単体の意味は、「これ」・「ここに」と読み、場所や物事を指し示す言葉の様です。


  どちらの意味にせよ「えんの旅」は墓参りらしい感じが有ると感じるのは自分だけでしょうか?


 ツアー概要は、自宅へ貸切タクシーが迎え行き、旅の締めくくりは東京港クルーズだそうで、「ご近所巡り・5時間コース(観光3時間+クルーズ1時間)」、「足を延ばして・8時間コース(観光6時間+クルーズ1時間)」など、オーダーメイドの旅プランを提供でるそうです。


  プランの一例として、「近所巡り・5時間コース(観光3時間+クルーズ1時間)」は、自宅から出発 して、想い出のレストランでランチをしその後東京港クルーズになるそうで、料金は1(3名まで)49,800円〜だそうです。


  又、「足を延ばして・8時間コース(観光6時間+クルーズ1時間)」は、自宅から出発して家族で出かけた店で買い物をして、父親行きつけ場所でランチをして、最後に東京港クルーズになり、料金は1組(3名まで)89,900円〜だそうです。


  海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸にしている企画なのでクルーズは必須なのは分かりますが、どの位の人が海上散骨しているのでしょう?


  近所巡ったり、買い物したり、食事をしたりでは無く、墓前に手を合わせる方が「えんの旅」の様な気がしますが、どうなんでしょう?


  これでは、単なる海上散骨屋が行う観光タクシーの様な気がします。そう言えば、コロナ禍で第一交通が「お墓参りサポートタクシー」を行っていた事を思い出しました。(笑)



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