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空飛ぶタクシーの本体価格

 今回は「空飛ぶタクシーの本体価格」を書こうと思います。


  とりま、何回か書いた事が有りますが、大阪のタクシー会社「大宝タクシー」のグループ会社のという会社を作って、2025年の関西万博に向けて、2023年にeVTOLを最低2台導入し、2025年の運航開始を目指している事はこのブログでも書きました。


  eVTOLとは、電動の垂直離着陸機で、主に無人の小型ドローンとして物品の配送に用いられていて、現在は人が乗り込める大型の有人eVTOLの開発も進められているそうです。有人eVTOLは電動技術の発展により開発が可能になった様で、都市型航空交通に必要な新たな乗り物として注目が集まっているそうです。


  ・・・・・要は、人が乗れるドローンで草。


  で、「そらとぶタクシー会社」は、515日、韓国eVTOL=電動垂直離着陸機=有人ドローンメーカー「PLANA」と機体購入に関する意向表明書を締結したと発表したそうです。


  この意向表明書とは、M&Aの場合では、トップ面談を終えたタイミングで提出され、いよいよM&Aの具体的な交渉がスタートする段階で、譲渡企業に対して「譲り受けを具体的に検討したい」という意向を伝えるの物の様で、本来はM&Aに使われる用語の様ですが、意向表明書には譲受企業の企業概要や想定されるシナジー=「相乗効果、共同作用」、現時点でのM&Aのスケジュールなどが記載されていて、譲渡企業へ譲り受けたいという思いを伝える書類となる様です。


  似て非なる言葉に「基本合意書」が有り、この違いは、譲渡企業と譲受企業の間でM&Aに関する基本的な諸条件が合意された後で、最終契約に先立って取り交わす合意書なので、「意向表明書」は両企業間の意思表明の物の様です。


  「そらとぶタクシー会社」はPLANAが開発中の6人乗りハイブリッドeVTOLCP-01」を2030年までに10機、2040年までに40機の都合50機の購入を予定している様で、エアタクシー事業運航のほか、日本国内で機体の販売も行うそうで、その価格は・・・・・1機約9億円だそうです。


プラーナ.jpg


 日本のエアタクシー普及に向け、PLANAと業務提携を結び、事業者のニーズに対応した機体の開発や市場分析、実証実験などを協働するそうです。


 19億ですか~。


 日本の川崎重工業が現在のエアバス・ヘリコプターズ社と共同開発したヘリコプターのBK117の価格は約11億円と考えると、安い様に煮えますが、ヘリもピンキリで、個人で買うなら小型機になり、アメリカのカリフォルニアにあるメーカーのロビンソンという会社は、日本では大阪航空()()アルファーアビエーション、佐賀航空()などが正規代理店として輸入・販売を行っていてその価格は・・・・・・日本円にしておよそ5200万円なのでロールスロイスファントム位の値段でヘリが購入できます。


 ロビンソン1.jpg


今はやりの世界の小型単発機AS350(H125)の様で、フランスのエアバスヘリコプターズ社が開発した機体で、パワーにも余裕があり色んな用途に使える機体で価格は・・・・・これでも約38000万円なので、前記したeVTOLCP-01」の19億円がいかに高いか分かると思います。


 へり.jpg


大坂の中小企業のタクシー会社が9億×50機=450憶円を出せるのでしょうか?(笑)同社の社長は、「将来的には、韓国などの国際線航路も展開したい」と述べている様で草。



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