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「フードデリバリーとロボカー

 今回は「フードデリバリーとロボカー」を書こうと思います。


 現在、北京に代表される中国の大都市では、道路と歩道に加えて大量の自転車が走る自転車道があったそうですが、現在は電動バイク専用道の様になっているそうです。電動バイク、日本にも有りそうですが目にするのは「電動キックボード」のほうが多いような気がしますが。中国では当たり前の存在になってるいようです。


  自転車が走る自転車道の様な社会的インフラインフラ事情もあって、時速20キロ程度以下で走る車両専用レーン=自転車専用レーンを自動で走行する「配送ロボカー」が活躍しているそうです。


 ロボ配.png


 レベル4の自動運転を目指すより、そうした社会インフラを利用した時速20㎞の低速の方が遥に現実的で、実際中国では行われています。


  中国では元来、オフィスでの昼食に出前を取るのは日常的な様で、Uber Eatsの様なデリバリーサービスのアプリが普及してこの様なにオンデマンドで配送していたそうです。


  そこに目を付けたのが、中国では馴染みがある様なデリバリーサービスのアプリを運営する「美団(Meituan)」が、大都市での人手不足に備えて、「ロボカー」での自動配送を導入し始めました。


 


 の発表は、20191月のCESの会場だったが、1年後の2020年のCESでは、フランス部品大手のヴァレオ(Valeo)のブースで、実際に自動運転のロボカーでデリバリーサービスのデモを体験できるまでに完成していたようです。なのでこのロボカーを開発したのはフランスのValeoという会社の用です。


  CESとはコンシューマー・エレクトロニクス・ショーの事で、毎年1月にネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市です。


  この自動配送ロボの名称は「eデリバリー・フォー・ユー」という様で、先ず、スマホから美団を経由してレストランのデリバリーメニューから食事の配送を注文すると、自動配送ロボカーが自動でレストランに走っていくそうで、レストランで作った食事を自動配送ロボカーの指定された番号のボックスに入れると、今度は、自動配送ロボカーは注文した人のところまで自動で配送する仕組みだそうです。


  受け取り方法は、ロボカーが到着すると、スマホに連絡が届くので、ロボカーにQRコードをかざすか、注文ナンバーを入力すると、ボックスのドアが開いて料理を受け取れるそうです。


  注文システムは美団が独自に開発し、ヴァレオは自動運転のEVの開発を担当して、ロボカーに搭載される2次元/3次元カメラ、ライダー(赤外線スキャナー)、超音波センサーなどのセンサー類はすべてヴァレオが量産しているものだそうです。


  ロボカーのサイズは、全長×全幅×全高=2.8×1.2×1.7mと小さめですが、計」17個の食品ボックスが搭載できる様で、一回の充電で約100kmの走行が可能だそうです。


  SFの世界観とはほど遠い様ですが、時速20㎞でノロノロと出前を運んでくるほうが、より現実に近いと思うのは自分だけでしょうか?。



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