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変動運賃制の料金、上下限幅2割増&1割引き

今回は「変動運賃制の料金、上下限幅2割増&1割引き」を書こうと思います。

 前に河野規制改革相が今年の2月22日の規制改革推進会議の作業部会で、タクシー料金などの規制緩和を国土交通省に要請し、その内容は天気や曜日など需要によって料金を変動させる「ダイナミックプライシング」の導入を提起した事を書きました。

 又、「ダイナミックプライシング」の中で提起されている「変同迎車料金」を採用している事業者はその時点までで0社だった事も書いた記憶が有ります。・・・現在は知りませんが。草

 政府は28日、需要や供給に応じて料金を変動させる「ダイナミックプライシング」の鉄道運賃への導入を検討することを決めました。又、同制度の導入はタクシー業界も要望しており、タクシーについては国土交通省が年内に実証実験に乗り出す方針だそうです。本当にタクシー業界も要望しているのは本当でしょうか?

 国交省の自動車局長はタクシーの変動価格制の上下変動幅について、「2割増し、1割引き」を想定している事を明かしました。その会見の中で「べらぼうに、ものすごい高い価格とか、めちゃくちゃな安売りはどうなのか。適正なレンジとそれを超えるレンジが有る。今年度の検証の中で明らかにしていければ」と語っています。又、「実際やっていくんだったら、デメリット、メリットを集約してみんなで共有し、それに基づいて制度設計し、来年度以降に実施する」とも語っています。

 変動幅については、「現状の運賃の上限2割増、下限1割引きという幅が出来ている」と語っていた様ですが、上限2割増、下限1割引きという幅がどこで出来ているのでしょう?。又、変動料金制を採用するかどうかは最終的には事業者の選択になるとも語っています。

 要は、現況採用事業者0の変動迎車料金と同じ方式です。

 局長の常軌を逸したとも思われる発言は、「値段が動くわけで、お客がタクシーに乗ろうと思ったら、「普段より高いな」となったら多分困ると思う。だからアプリを使って事前に今の時間帯はこういう事業者は高いとか、安いとか調べる様になっていなければならばいと指摘しました。

 まるで分っていない様な気がします。自分だったら、1割引きの時間帯は変動料金制を取っている事業者、2割増の時間帯になったら変動料金制を取っていない会社の車に乗ります。

 この変動料金制はアプリ配車でしか出来ない料金体系です。その時間に街で拾ったタクシーが2割増では、国交省にクレームの嵐が吹くでしょう。草

 変同料金制を取った事業者は、1割引きの客しか乗らない様な気がします。それでも「2割増しの客の総乗車料金>1割引きの客の総乗車料金」と考えている会社は採用する事も考えられます。

 又、「アプリになれている人には便利かもしれないが、慣れていない人にはわけがわからないかも。各社で客相とか営業区域に特徴が有ると思う」との認識も同時に示しました。草

 結果、変動乗車料金は、変動迎車料金と同じ道を歩むように感じるのは自分だけでしょうか?と言いても、万一採用されても施行されるのは来年度以降になる様です。せめて今勤務している会社は手を挙げないで欲しいものです。草

 

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