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2021年、東京特別区・武三地区の営収結果でボーナスはどうなる?

今回は「2021年、東京特別区・武三地区の営収結果でボーナスはどうなる?」を書こうと思います。

 3月に入ってやっと2021年の2月の営収結果が発表されました。事業者の総営収は前年同月比=2020年2月との比較になります。

 日本で最初に新型コロナ患者が報告されたのは2020年1月16日で、今からちょうど1年前の出来事になり、。その後、日本経済は「コロナ禍」と呼ばれる感染拡大に飲み込まれていきました。タクシー今の状態を見れば例外ではない様です。

 稼働率・実車率・輸送回数・走行キロ・実車キロ・税込営収・税別営収の順番できさいすると、61.1%・38.6%・19.3回・177.6㎞・68.5㎞・31,615円・28,453円、という悲惨な数字になった様です。因みに1回当たりの乗車単価は税込1,638円、税別1,474円になります。1回当たりの実車距離は3.5㎞になります。

 なので1回乗車するまで5.7㎞走って3.55㎞の客を掴まえる計算になり、5.7㎞+3.55㎞=9.25㎞、9.25㎞×19.3回≒178㎞が走行距離という事になります。

 この数字が、全国でタクシーが1番走っている首都の東京の23区の1日の結果になります。多摩地区もそんなに変わらない数字です。

 乗務員の方なら、営収28,453円と聞くと「足切りジャン」と直感的に分かる数字です。という事は、ほゞほゞ会社がボーナスと言っている物は限りなく0に近くなり、殆どの会社では0でしょうけど、仮に出たら「出るだけマシ」・・・・デス。草

 はっきり言うと、ボーナスはボーナスでは無く、それ迄乗務員が稼いできた営収の1部をなんか月か会社にプールしておいて、3~4ヶ月にそのプール金を、会社は「賞与」という形で乗務員に支払います。決して一般にに割れている様なボーナスの形態と異なります。

 自分の勝手な解釈ですが、ボーナスは会社の利益からの利益配分の様な気がします。辞書には、「賞与(ボーナス)」は、一般的には企業が多くの利益を上げた時に、「従業員にその利益を還元」するために支払われる一時金のことを意味します

 全くタクシー会社のボーナスの意味と違います。草。

 換言すると、「企業が多くの利益を上げた時」では無く、「自分の上げた利益を自分に配分」する事になるのではないでしょうか?大芝生

 なので、ざっくり言うとB賃とAB賃は全くと言って良い程変わりません。草。要は、稼いだ営収の歩合を纏めて受け取るのがB賃、ある程度プールしてあとでその分を「ボーナス」又は「賞与」という形で受け取るがAB賃で、違うのはそこだけです。
殆どの会社では「足切り」に引っかかるとボーナスは出ない様な気がします。現に自分が勤めている会社では足切り金額以下の営収であは・・・・ボーナスは0です。

 このコロナ禍でボーナスが出ない会社も有ると思いますが、抑々、本来の「企業が多くの利益を上げた時」のボーナスでは無く、タクシーは「自分が利益を上げた時」とボーナスの仕組みや意味が違ってきます。

 乗務員の中には「ボーナス払い」でローンを組んでいる人はいると思います。自分も含めて「さ~如何しましょう?」です。東京の営収が下がる事は有る程度予想していましたが・・・・営収2万円台まで下がるとは・・・・湿っぽくなるのでこのへんにしておきます。







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