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タクシーの営収、コロナ禍前後でどうなった?

 今回は「タクシーの営収、コロナ禍前後でどうなった?」を書こうと思います。

 都道府県が47も有るので、東京都と神奈川県に絞れば、コロナ感染が起こる以前の2019年との比較になります。2019年12月のコロナの影響を受けていない時は2020年12月のタクシーの掻きいれ時では2020年の営収は東京で65.7%、75.1%になった様です。同様に1月は59.7%、61%、貯直近の2月は、57.7%、62.9%となった様です。因みに、前の数字が東京、後の数字が横浜です。

 要は、今回の武漢ウィルスの影響でタクシーの売上は新型ウィルスの感染でそれまでの約6割にしかなりません。2月の営収の全国平均は感染拡大前の2019年とくらべ57.4%だった様です。

 比較した都道府県の内、2/3に当る31道府県はプラス、15の都府県ではマイナスで1県は同率だった様です。

 対2019年比で7割台だったのは宮城県など3県、6割台は大阪、神奈川など15の道府県、5割台は東京、福岡など最も多い21の都県になり、4割台は愛知など7府県になった様です。

 前にも書いたと思いますが、この数字は全タク連が調べたサンプル調査で各都道府県の4~9社を調査したものなので、結果は?が多少付く様な気がします。因みに2020年の東京都のタクシー会社はハイヤー会社を含んで402社もある様です。402社の営収増減を4~9社の結果で片付けるのはどうかと思います。

 全国ハイ・タク連合会のデータでは平成31年=2019年は神奈川県には181社、東京都438社となっています。何れの数字を取って比較しても4~9社は少ない様な気がするのは自分だけでしょうか?

 2019年と比べて62.9%は約4割減という事になります。う~ん、この4割減は事業者が緊急事態宣言を受けて殆どの会社で稼働率を下げたりしてこの結果です。

 この4割減を見ると稼働率を下げなかったらどうなったら如何なっていたかは分かりません。おそらくもっと悪い数字だった様な気がします。

 要は、稼働率を下げた今の状態で2019年のコロナ禍以前の数字と比べても意味が無い様な気がします。ならば、稼働率を下げた状態の月と比較した方が良いのでは?と思ってしまいます。草

 どのみち、タクシーの営収はコロナ禍以前に比べると・・・・話になりません。( ´∀` )。って言うか、営収の減少は何時まで続くのでしょう?

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