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新型コロナ感染経路不明者の割合

 今回は「感染経路不明者の割合」を書こうと思います。

 今回の新型コロナウイルスの超ヤバイとこは、なんといても「感染経路」の判明したのが、4月7日から12月31迄に大よそ自分が計算したところでは東京都のデータでは45.8%、感染経路不明者の割合は54.2%になります。要は、半数以上の人がどこで感染したのか分からない状態です。下のグラフを参照してみて下さい。

 緊急事態宣言が発出されたのは、昨年の4月7日で解除されたのが5月25日になります。4月28日頃から感染経路判明者が判明していない人を上回って緊急事態宣言が解除されました。感染経路判明者>感染経路不明者になります。
感染経路不明者割合png.png
 ところが、7月17日までこの傾向は続きましたが、17日を境に今度は「感染経路不明者」が感染経路判明者を12月31日まで常に上回っています。要は今迄は感染経路判明者>感染経路不明者でいたが、緊急事態宣言解除後は感染経路不明者>感染経路判明者・・・です。

 緊急事態解除後に感染経路不明者が増えた事は、相関関係が有りますが、因果関係は不明です。

 グラフを見ても分かる通り、第1波、第2波、第3波ともその差はより大きくなっています。要は、感染拡大と共に「感染経路不明者」の割合が増しています。

 12月31日には7日間の移動平均で感染経路不明者は67%に上り約7割の人の感染経路が不明の状態です。感染者7日間移動平均は31日は接触歴等不明者数(7日間移動平均)865.4人、接触歴等不明者数(7日間移動平均)は579.6人なので(579.6人÷854.6人)×100≒66.9%なので約7割です。

 12月31日の感染者数は初めて1,000人を超え1,337人に上りました。都知事は再び政府に「緊急事態宣言発出」の要請も視野に入ってきている状態、と述べています。

 分化会は、現在の午後10時迄の時短営業時間を更に早めるべき、と提言を出している様です。

 新進党、太陽党、民政党を経て、民主党の政界渡り鳥の様な羽田 孜元総理の息子の2世議員の参議議員の立憲民主の羽田雄一郎は長男で、新型コロナで死去した事も大きな話題になりました。

 おそらく菅首相が現況を乗り切る唯一の策は、ファイザーのコロナワクチンだと思いますが。日本で承認申請は早ければ2月に結論だ出るそうです。

  今後、厚労省が有効性と安全性を確かめ、承認の可否を判断するそうで、政府はファイザーのほかに、英アストラゼネカから6千万人分、米モデルナから2500万人分のワクチン供給を受ける契約を結んでいるようです。ファイザーからは来年6月末までに、6千万人分(1億2千万回分)の契約を行ってているそうです。・・・・現在は、ワクチンが供給されるまでで、お馴染みのソーシャルディスタンスをとる、三密を避ける、酒類を提供する店に時短営業・・・・

 アメリカは年収9万9,000ドル以上の成人には支給されませんが、第2段の現金給付600$を成人・未成人ともに1人当たり支給されるそうです。

 翻ってわが日本は感染者こそアメリカと比べ物になりませんが、現金給付の話なんて悲しいいかな聞こえてきません。消費税減税も然です。だから菅首相の政治力は、目先にとらわれた「小政治」なんです。誰がこの状況で「デジタル庁」なんて気にします?草。

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