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6%という数字

 今回は「6%という数字」を書こうと思います。

 唐突に6%と言われても?だと思います。6%は現在のアメリカの新型コロナ感染者数の対国民感染者数割合です。

 今アメリカの国民数は2019年時点で3.282億人になる様です。又、新型コロナ感染者数は昨年の12月30日の時点で19,894,797人になり約1,990万人になり死亡者は344,227人に上ります。

 因みに、全世界の感染者数は8340万人死亡数は182万になるそうです。アメリカの感染者数は(1,990万÷3.282億人)×100=6.06%になります。

 この約6%を見ると、「たった6%ジャン」と思いがちですが、100人:6人=X人:1人からXは≒で16.7人という事になります。

 要は、現在アメリカの感染者数は約16人に一人という事になります。周りを見て下さい。アメリカでは16人に一人が新型コロナに感染している事になります。たった6%とはいえ、16人に一人の感洗者数と聞けば決したった6%とは言えない様な気がします。

 16人と言えば日本でタクシー乗務員が拾う乗客より少ない数字です。換言すれば20人拾うと約1人は感染者という事になります。但し、アメリカの場合ですが。

 日本では、大晦日に東京の感染者数が1,337人と初めて1,000人台を突破しました。前日、東京都知事がこのまま行けば国に再度、緊急事態宣言の発出を求めなければいけなくなると会見で言っていました。大晦日の全国の感染者数は4,520人と初めて4,000人を超しました。

 政府が「勝負の3週間」間と位置づけてから12月16日で3週間を超えました。厚生省に助言する「アドバイザリーリポード」は全国の感染状況を「過去最多の水準」と位置づけました。

 要は、勝負の3週間に敗れた事になり、更に年末には感染者数が始めて4,000人を超えています。

 日本の人口は令和2年時点で 1億2583万6千人になり、新型コロナ感染者数は12月31時点で23万5752人になるので、(23万5752人÷1億2583万6,000人)×100≒0.16%が国民の感染者割合になります。要は、1,000人に1.6人が感染している事になります。

 余りに感染割合が少ない様な気がします。世界保健機関(WHO)の12月1日の報告によると、アメリカの100万人あたり感染者数は3万9524.99人。日本は100万人あたりたった1160.37人でです。厚労働省によると、11月27日現在、日本でこれまでPCR検査を受けたのは341万8520人で人口のおよそ2.7%の様ですが、一方、アメリカで実施された検査数は11月30日現在で、1億9114万9006件で、アメリカ総人口のおよそ58%にあたるそうです。日米の感染者数の差を考えるとき、PCR検査数の差も勘案する必要が有る様な気がします。

 換言すると、PCR検査数は日本はアメリカの約20分の1になるので、感染者数のみで感染の大小は単純に比較でき無い様な気がします。

 換言すると、PCR検査をアメリカと同じ様にすると、感染者数も20倍の約470万にんとなって、(470万人÷1億2583万6,000人)×100≒4%になります。

 アメリカと約2%しか変わりません。現在、日本は他の国に比べ異常な程感染者が少ない様です。日本人が、小まめな手指消毒、マスクの着用、清潔な生活環など様々な事が言われいますが、1日の感染者数が1,000人越を見ると、それだけでなくてPCR検査の数の数の少なさも影響している様な気がします。

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