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厚生年金基金を計算してみた

 今回は「厚生年金基金を計算してみた」を書こうと思います。

 前に書いた様に自分が勤務する会社は「神奈川県乗用自動車年金基金」という基金に加盟していました。ご存じの通翌年の保険料は前年の4月、5月、8月の算定月の報酬で決まります。

 因みに、標準報酬月額とは、健康保険料(5万8000円から121万円までの47等級)や厚生年金保険料(9万8000円から62万円までの30等級)の算定の基礎となる報酬のことです。自分の例を出してみます。2014年の4月の報酬は382,190円、5月は329,545円、6月は376,510円でした。都道府県により保険料算定の「標準報酬月額」は異なる様ですが、当時の標準月額は調べても無かったので、現在の標準報酬月額は、1等級(8万8千円)から31等級(62万円)までの31等級に分かれています。

 2013年も変わらないと仮定してみると、自分の」標準報酬月額は(4月の報酬は382,190円+5月は329,545円+6月は376,510円)÷3=353,448円になり、330,000円~350,000円の30等級の標準報酬月額は34万円になる様です。

 2015年度の厚生年金保険料率は、6.837%から6.237%で、基金掛金率は1.9%から2.5%です。なので、6.837%と1.9%を足すと8.737%になり、6.237%と2.5%を足しても8.737%になります。

要は厚生年金保険料率は、6.837%~6.237%、基金料率は1.9%~2.5%と云事になります。

当時の自分の厚生年金は22,453円、基金は17,640円でした。なので22,435円÷340,000円×100≒6.59%、基金は5.19%になってしまいます。基金の上限は2.5%なので、(5.19%―2.5%)=2.69%を余分に払っている事になります。

又、給付形態により、国の厚生年金の給付の一部を代行し、その給付を厚くする基金(代行型)と、そこに独自の給付部分を上乗せする基金(加算型)の2種類に分かれる様ですが、神奈川県乗用自動車年金基金はどちらか分かりません。草

何れにしても、基金の上限値だと代行部分は340,000円×2.5%=8,625円+22,453円=31,078円が本来の厚生年金金額になります。基金を支払わなくなった翌月の厚生年金は31,453円になりました。殆ど今回の計算と変わりません。

換言すれば、(17,640円-8,625円)×24ヶ月=211,160円を本来の厚生年金支払額より多く払ったのに、神奈川県乗用自動車年金基金の解散で、清算金は13,849円になり都合208,311円の・・・大赤字になりました。草…月に8,600円位の金額です。

換言すれば、アバウトに給料が1万円多かったかも?・・・WWW

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