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タクシーの買い物代行サービス


 今回は「タクシーの買い物代行サービス」を書こうと思います。

 前にも書いた様に、国土交通省は全国のタクシー事業者が貨物の配送をできるようにする道路運送法にもとづく特例措置を始め、同省の許可を受ければ、5月13日まで料金を取って荷物を運ぶことができる事になりました。狙いはフードデリバリーの様です。

 国土交通省では「タクシーのニューサービスあれこれ」として、福祉タクシー、福祉輸送限定タクシー、そして「救援事業」を上げています。「救援事業」はあれこれ・・・です。

救援事業は国交省によると救援事業とは「タクシーの合間等に本来業務を妨げない範囲内において、タクシーの機動性を活用し、ホームセキュリティ等の「緊急支援システム」、または他人に対し役務提供等を行う「タクシー便利屋」といわれる新しいサービスの様です。

 内容は、①緊急救援システム、②タクシー便利屋=病院への診察申し込み・薬取り・順番取り、買い物代行、忘れ物受取り、電球交換、100円玉両替、香典・御見舞返し代行、公共料金の払い込み、ガスの元栓確認等・・・デス。100円玉の両替や電球交換まで含まれていて草が生えます。タクシー乗務員が電球交換ですか・・・・大芝生

 よくタクシーに「廃棄物不法投棄監視タクシー」と言うステッカーが貼ってあるタクシーを見た事が有ると思いますが、あれも「廃棄物不法投棄事案発見通報」として救援タクシーに位置づけられています。又、特に夜間の女性客に対し運転者が無料で玄関先まで案内、
夜間の女性客に対し帰宅時玄関方向に点灯安全確認する「エスコートサービス」と言うのも有ります。理解出来ないのが、日交などが行っている「陣痛タクシー」は救援タクシーの中に含まれていません。何故でしょう?

 出産のための病院の搬送等が重要な「救援事業」なのに、両替や電球交換が「救援事業」なのになんで入っていないかが分かりません。小学生の登下校時左右のドアに黄色いワッペンを貼付して安全パトロールする「通学巡回車」という救援事業も有ります。

 又、タクシー会社が特定の運転者を顧客に派遣して輸送サービスのほか、『日常生活に必要な多様なサービス』を提供する「生活支援輸送サービス」という物も有ります。

 前記した様に国交省は5月13日までタクシー事業者が貨物の配送をできるようにする道路運送法にもとづく特例措置を始めました。という事は貨物の配送は、従前は救援事業の『日常生活に必要な多様なサービス』には該当していない事になります。

 一方、Kmは、新型コロナウイルスの感染拡大により、外出禁止要請が出る中、スーパーに買い物にいけない人、もしくは感染リスクに不安をかかえている人のために、タクシードライバーが買い物を代行するサービスを2020年5月16日(土)に開始しまました。これは「タクシー便利屋」に含まれるサービスになります。

 東京4社のKmが「タクシー便利屋」まで手を伸ばすとは、東京も厳しい様です。因みに料金は、最初の60分が3,000円でそれは以降10分毎に500円追加となる様です。

 この金額を高いと見るか、安いと見るかは人それぞれですが・・・それにしてもKmが「タクシー便利屋」迄行うとは・・・

 今年のタクシーは・・・オワコンです。苦草

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