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特別定額給付金のオンライン申請大混乱

今回は「特別定額給付金のオンライン申請大混乱」を書こうと思います。

 横浜市では5月12日から申請が開始された特別定額給付金ですが、実際は5月1日から順次始まってたようです。5月11日時点では8割ほどの自治体ですでに始まっている様です。

 申請には「郵送によりる申請」とPCやスマホを使用する「オンライン申請」の2種類が有ります。「オンライン申請」にはパソコンのカードリーダーやスマートフォンのアプリなどを用意する必要がとマイナンバーカードが必要で、若干郵送よりハードルが高くなっています。

 因みに、総務省によると、マイナンバーカードの交付率は5月7日時点で16・4%にとど待っていますが、各自治体とも郵送申請に先立って、オンライン申請から始めて作成時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)が必要になり、この番号を申請時に5回間違うと、ロックされて手続きができなくります。

 全国どこの自治体でも、マイナンバーカードの暗証番号などの問い合わせ数百件を受け付けている様です。完全に許容量オーバーです。横浜市でも、戸塚区役所の窓口は、マイナンバーカードの申請や更新、暗証番号の再設定を求める来庁者であふれかえったそうです。

 又、アクセス集中によるシステム障害が重なり手続き業務を中断するケースも多発した様です。暗証番号を忘れるなどした場合は自治体窓口で再設定する必要があり、大型連休前後から来庁者が急増した様です。更に、窓口の混乱に輪を掛けたのが、自治体からのアクセス集中による国のシステム障害だそうです。職員のデーター入力が反映されず、1件当たりの処理時間は通常の2倍ほどかかり、。戸塚区役所でも受け付けから手続き完了まで約1時間半を要し、区は申請を一時預かって後日郵送するなどの対応に追われた様です。

 この混乱を受けて、総務相はオンライン申請に使うマイナンバーカードの暗証番号の再設定のため、自治体窓口が混雑している問題を受け、システムを管理する「地方公共団体情報システム機構(J―LIS)」の処理能力の改善が必要との認識を示した様です。又、「想定を超える方が一度に窓口を訪問されている」と指摘しました。マイナンバーカードを使用した「オンライン申請」の方が早く現金を受け通れるなどの話が流布され、マイナンバーカードの交付率が16.4%だという事と、2015年(平成27年)10月中旬から、住民票を有する方全員にマイナンバーが通知された事を考えると、約5年前にマイナンバーカードを取得した人が、どれだけ人が6桁~16桁の暗証番号を覚えているのかを考えなかったのが今回の結果に如実に表れています。

 前に書いた、「JPKI利用者ソフト」と言うのは地方公共団体情報システム機構=前記したJ―LISのソフトになります。

 「オンライン申請」の方が早いかと言うとそうとも限らない様です。申請した時に家族の受給できる人の氏名を記載するのですが、如何して何だろう?と思っていました。結果、マイナンバーカードは家族観でも紐付けされていない様で、申請書を2人1組で手作業で一人一人確認しているそうです。草

 1日申請が数万件ある様なデーターを手作業で確認するのは膨大な時間を要します。「郵送申請」では、予め世帯を確認して郵送する様なので、申請書の確認は大幅に短縮できる様です。

 区役所によっては、整理券を配ったり即日対応を諦めて後日郵送したりする対応に変更した所もある様です。

 政府の・・・「マイナンバーカード交付率低さ」と「人は何年も前の暗証何号を忘れる者」という「読みの甘さ」が招いた大失態です。苦草

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