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大阪モデルと東京都ロードマップ

 今回は「大阪モデルと東京都ロードマップ」を書こうと思います。

 まず初めに両方とも武漢ウィルス感染拡大に伴い、行われている自粛要請の解除基準になります。大阪モデルでは政府の緊急事態宣言解除を待たず「大阪モデル」を7日連続で達成した事で、政府の解除宣言を待たずに、外出自粛や店舗給魚自粛を段階的に解除していくそうです。

 7日連続で達成した大阪モデルは、3つの条件が有り、それは、(1)感染経路不明の新規患者数の7日平均が10人未満。(2)PCR検査の陽性率の7日平均が7%未満。(3)ICUの病床使用率60%未満。という事の様です。又、感染が拡大して再び施設などに休業要請を行う際に上記の3つの基準を定めています。ひとつでも満たすと警戒信号が黄色の注意喚起の段階になり、3つすべて満たすと警戒信号が赤色になり、再び休業要請を段階的に行うとしています。

 16日は、感染経路が分からない新たな患者は1.57人、検査の陽性率は1.1%で、いずれも基準を下回っています。政府の指針では人口10万人当たりの感染者数が0.5人となるので、大阪府では882.3万人÷10万人×0.5%≒38人となりますが、大阪府の新規感染者数が分からなので、感染経路未確認者1.17人が新規感染者数が分から無いので相変わらず感染が拡大しているのかの判断が付きません。あくまで感染経路未確認者数なので・・・

 営行再開と言っても段階的で、感染防止のマニュアルを業態ごとに16種類以上作成して公表する様です。飲食店では営業時間を2時間程度延長する様です。

 一方の東京の「東京都ロードマップ」では、外出自粛や休業要請を緩和する主な3つの指標として、①新規感染者が1日当たり20人未満、②感染経路不明が50%未満、③週単位の陽性者増加比が1未満を挙げましたた。

 東京都の人口は約1,400万人なので、政府の指針の過去1週間の感染者数が10万人あたり0.5人だとすると、1週間の感染者数は70人になります。今回東京都が出した数字は1日20人なので、1週間にすると140人となり、指針の70人の感染者数の2倍になります。

 営業自粛に関する数字も、大阪府の感染経路未確認者1.17人や東京都の感染者数1日20人の、科学的、又は統計的根拠が示されていません。大阪は感染経路未確認者を「人」で計算していますが、東京は感染者数に対しての割合で示しています。

 今迄のパンデミックをを見ると、今回も間違いなく第2の波が秋口にかけてやってくると思います。今回の武漢ウィルスはワクチンやインフルエンザのタミフルの様な薬が開発されるまで・・・続くような気がします。早く武漢ウィルスがオワコンになってほしいものです。

 タクシーは自粛が解除されても、当分苦しい状況が続く様な気がしますが・・・。

 最後に政府の緊急事態宣言の解除の目安は、①2週間前~1週間前の真意感染者数が1週間前~直近と比較して減少傾向。②過去1週間の新規感染者数が人口10万人当たり0.5人。③医療体制の状況を国と共用。④PCR検査を速やかに出来るか。の4項目になっている様です。

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