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武漢ウィルス、台湾と日本の初動対応の違い

 今回は「武漢ウィルス、台湾と日本の初動対応の違い」を書こうと思います。

 中国は12月31日WHOに対しこのウィルスに対し報告をしてたようです。しかしこのウィルスに危機感を持った台湾は、同日、武漢からの帰国便に対する検疫「強化」を実施しています。いわば空港検疫になり水際対策です。このウィルスの情報は厚労省も確認した様ですが、1月6日に最初の注意喚起をしていますが、自分は全く知りませんでしたが、政府はかなり早い段階で、「何か中国で疫病的な物がはやっている」事は認識していた様です。

 そして1月30日に自己申告を呼びかけています。ここ迄を見ると政府は情報は有ったけどそこ迄危機意識は無かった様に思います。

 時間的に話が前後しますが、1月23日中国が武漢市を閉鎖しました。それより前の1月20日、台湾は「厳重特殊伝染性肺炎中央伝染病指揮センター」を設置しています。「厳重特殊伝染性肺炎中央伝染病指揮センター」は閣僚給の会議です。それに比べ日本は、中国からの依頼で北京の日本大使館のホームページで安倍首相の中国向け祝辞の記載を行っています。・・・1月30日に削除されていますが、この祝辞は習近平の国賓来日に向け、下記記載の春節になるので中国人を日本に呼び込む為の祝辞だった様です。

 そして1月30日に新型コロナウィルス対策本部を設置しています。草。翌日の1月31日にWHOが非常事態宣言をしました。

 台湾は2月5日中国への渡航中止を勧告、翌日の2月6日には中国人の入国を全面禁止しました。日本はと言うと2月12日に湖北省と浙江省からの入国制限、3月9日中国、韓国からの入国制限を行いました。ここ迄見ると台湾と日本は入港制限までの期間が1ヶ月日本の方が遅い結果となっています。

 中国の2020年の春節は1月24日(金)〜30日(木)の7連休だった様で、台湾は春節より前の12月31日から武漢からの帰国便に対する検疫「強化」を実施しての1月20日、台湾は「厳重特殊伝染性肺炎中央伝染病指揮センター」を設置して水際対策を行っています。

 翻って日本は、春節後の2月12日にやっと湖北省と浙江省からの入国制限です。草 以前鳥インフルエンザが有った時は、日本も自衛官の医官が飛行機の中で検疫を行っていました。麻生総理の時です。変な話、自衛隊主導でやれば出来たはずで、過去にも鳥インフルエンザの時の様に機内検疫の実績が有ります。

 何れにしても、今回の日本の惨状は武漢ウィルスに対する初動対応の遅れの様な気がします。台湾と比べ初動対応が1ヶ月遅れてしまった事が、現在の台湾と日本の違いの様な気がします。

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