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食べタク

 今回は「食べタク」を書こうと思います。

 現在、武漢インウィルスの為の政府からの外出自粛要請の為、タクシー業界は悲鳴を上げています。現在、自分は休職中の為詳細は分かりませんが、会社の稼動車は50数台の内20台位だそうです。要は、稼働率50%を切っています。

 そんな中、4月21日、赤羽国土交通相が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で利用者が激減しているタクシー事業者に対し、特例で料理の配送を認める方針を明らかにしたそうです。原則、タクシーは道路運送法第2条の定義において、旅客自動車運送事業に分類され、「他人の需要に応じ」、「有償で」「自動車を使用して」「旅客」を運送する事業であって法第3条に掲げるものを指します。

 要は、「旅客」を運送する事業なので人以外の運送は認められていません。しかし、外出の自粛により飲食業界では宅配サービスの需要が高まっている様で、すでに札幌市などではタクシーが食料品を配達する『食べタク』の実証実験が始まっているそうです。

 「食べタク」の申請はすでに受け付けており、早ければ2日程度で許可が出るといい、ひとまず5月13日までタクシーでの料理配送が認められるそうです。

 料理の配送で思い浮かぶのがウーバーイーツです。食べタクの配送料はタクシー事業者と飲食店が個別に相談して決める事になっている様です。

 又、「タクシーの方がウーバーより何倍も信頼できる」などといった声が上がっているほどで、この武漢ウィルス禍においてはウーバーを追い抜くのではないかという憶測もあるそうです。

 この機を狙ったかの様に、前に「便利屋タクシー」を申請した、タクシー会社の三和交通が、タクシー車両を用いた荷物配送サービス「タクシー便」を2020年4月27日に期間限定で実施する様です。三和交通は同社の救援タクシー申請に基づき、現在、「タクシー便」事業を行っている様です。

 国交省の自動車局は、平成30年6月15日閣議決定された「規制改革実施計画」 において、「救援タクシー事業の明確化」を明確化する必要が有るとしましたが、タクシー事業者が行う「救援事業」は1989(平成元)年に国から認可さたのが「タクシー便利屋」です。三和交通が2017年に、救援事業の一環として緊急的な「手荷物の配送」に応じるサービスを始めようとしたところ、貨物輸送にあたるとして監督官庁から「待った」がかかり、サービスは凍結されました。現在は、タクシーのような「緑ナンバー」の運送用車両は本来「客を乗せて初めて料金を徴収」出来ますが、その車両を使って行う、普通の運送では収まりきらない事業全般を「救援事業」としています。「協会」も有る様で「Qタク」と言うそうです。協会では「お使い代行」や「運転代行」までが「救援事業」になっている様で草が生えます。

 救援事業を行うには国へ届け出が必要で、提供するサービスの内容は事業者ごとに異なる様です。

 一方のウーバーイーツも、「ウーバーイーツ」の労働組合が12月5日、会社から一方的に報酬を引き下げられたとして東京都内で記者会見を行いました。これまで数多くのトラブルが起こってるので、ネット上では報酬の引き下げによって『配達員のサービスの質がさらに低下する』のではないかと心配の声も上がっているそうです。

 ウーバーイーツの仕組みや報酬については次回以降にでも・・・乗務していないのでネタ切れ間近かです。草

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