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京浜交通圏、運賃改定が無かったら2月はこうなった・・・カモ?

 今回は「京浜交通圏、運賃改定が無かったら2月はこうなった・・・カモ?」を書こうと思います。

 前回、コロナウイルスの事案で、「運賃改定による運賃乗上昇」≒「COVID19による乗客の減少」と書きました。要は、運賃改定が有った為コロナウイルスの営収に対するダウン幅が有る程度緩和されたんじゃネ・・・です。

 再度記載しますが、2月は稼働率76.4%、総走行キロ206.0㎞、乗車実車距離86.7㎞、乗車回数25.5回、実車率42.1%、税込営収44,483円(税抜き400,347円)でした。これは運賃改定後の数字です。

 もし、運賃改定が行われていなかったらどうなっていたかを計算してみました。

 実車率42.1%で総走行距離206.0㎞なので実車距離は82.7㎞になります。乗車回数が25.5回なので、1乗車当たりの実車距離は82.7㎞になり、1乗車距離は3.4㎞になります。初乗りが2㎞で730円だったので、加算距離は1.4㎞になるので、加算金額は(1,400m÷288m)×90円≒438円になるので、初乗り金額の730円を加算すると730円+438円=1,168円になります。

 次に時間メーターを20%とすると、時間メーター料金は234円になるので、運賃合計は
730円+438円+234円=1,401円になります。あとは乗客数を乗ずるだけで一日の営収が出ます。∴労金改定前の2月の1日の営収は、1,401円×25.5組≒35,725円になります。

 運賃改定後の営収の44,483円と比べると、▲8,758円のマイナスになります。料金改定前の前月の1月の営収平均は43,144円でした。

 これにより前記した「運賃改定による運賃乗上昇」≒「COVID19による乗客の減少」では無く、「運賃改定による運賃乗上昇」>「COVID19による乗客の減少」の様です。要は、横浜の2月は運賃改定のおかげで「助かった」事になりますが、3月はCOVID-19の影響をもろに受けます。おそらく、悲惨な数字だと思います。なんせ、運賃改定が行われていなかったら営収は▲8,758円の35,000円です。

 何にせよ、運賃改定がなかったら▲8,758円のマイナスとなるので、東京の▲3,433円のマイナスより数字は遥かに大きい様です。

 結構な差が有りますが、東京の数字は、東京都知事が「不要不急」の外出自粛要請が出される前の数字なので、外出自粛要請が出された3月はどうなるのかが興味が有ります。

 何れにしても、タクシーは新型コロナウイルス騒ぎが収まる迄・・・オワコンです。草

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