乗車率５０％の壁

　今回は乗車率５０％の壁を書こうと思います。

　１０月１５日の日曜日の営収とその内容です。

　営収は余り関係ないのですが５４９６０円で、乗車回数は５２回です。乗車率に関係が有る総走行距離は２５５キロ、実車距離は１１７キロで、実車率は４５．８％になります。因みに客単価は約１０５０円です。

　この日は自分でも良い感じで客を乗せた感じはしていました。

　１０５０円―７３０円＝３２０円が延長メーター料金です。３２０円×１８％≒５８円が時間メーター料金になり、５８円÷９０円×１０５≒秒÷６０≒１．１分になり時間延長メーター料金のの時間は１，１分になります。

　１回当たりの乗車距離は１１７キロ÷５２回≒２．３キロになります。

　所要時間は、２３００ｍ÷４１６ｍ／分≒５．５分となり時間メーターと合計すると、５．５分＋１．１分≒６、６分になり、１回の乗車時間は約６．６分です。

　１８時間÷５２回≒３．４６回／時間になり、乗車回数は１時間当たり３．４６回になり、６０分÷３．４６回≒１７分／回になり、１７分に１回客を乗せていた事になります。

　上記の乗車時間６．６分を考慮すると、１１分客探し→約６分乗車、のペースを１８時間繰り返していた事になります。

　換言すれば、平均約１１分が「探しの時間」です。次の客を探すまで１１分しか無いので、「客を乗せた感」は有ります。

　しかし乗車率は５０％に届かなく、４５．８％です。当然と言えば当然ですが、１１分の空き時間しか無く客を乗せているので乗車距離は短くて当然で、客単価も低くて当たり前です。

　この事からも分かる様に、実車率と乗車回数は無関係とまでは言えませんが余り関係が無い様です。

　自分は客を送った先で次の客を拾う事を心掛けているのである程度客は拾えますが、それでは乗車率はいつまでたっても５０％にならない様な気がします。
　
　次回は乗車率を５０％にするには、を書こうと思います。