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ワケワカメなダイナミックプライシング

 今回は「ワケワカメなダイナミックプライシング」を書こうと思います。


  とりま、現任の皆さんの勤めている会社はダイナミックプライシングの料金を行っていますか?先ず、無いのでは無いのでしょうか?・・・・知らんけど(笑)


  知っている方もいると思いますが、2023年の5月から、国交省においてダイナミックプライシングが認可されていた様ですが、全く知らなくて(笑)です。


  実証事件を行っていた事は知っていましたが認可された事は知りませんでした。ご存じの様にダイナミックプライシングは、時間帯などによってタクシーの運賃を上げたり下げたりする制度の事で、変動迎車料金の運賃版の様な物です。


  変動迎車料金制を使う事業者はほゞほゞ無いので、ダイナミックプライシングを使う事業者はそんなに無いと思います。


  とりま、ダイナミックプライシングは配車アプリの事確定料金の時だけで、その運賃の変動幅は上下5割の幅になります。要は、事前確定料金が1,000円の時、最大運賃は1,500円、最小運賃は500円になるので、上下1,000円の幅が有る事になります。


  導入条件は現行の割増・割引運賃同様になり、各タクシー事業者の判断による個別申請に基づき導入する事になり。事前確定型変動運賃を導入する場合には、配車アプリによりサービスを提供することとし、当該タクシー事業者の「事前確定運賃」は全て「事前確定型変動運賃」を適用する事になる様です。


  で、タクシー利用における事前確定運賃の利用割合は・・・・・・0.18%事だそうで草が生えます。その0.18%の為に実証実験を行った事に更に草が生えます。(笑)


  料金の変動方法は2通りある様で、1つはリアルタイムに変動運賃を決定 で例示すると天候等による需給変動に応じて運賃を変動、2つ目は事前に変動時間帯を決定する方法で例示すると5時から10時までを割増、11時から15時までを割引で運用、となる様です。


  2は時間と言う概念が有るので事前に決定できるので比較的分かり易いと思いますが、1のリアルタイムの意味が自分の頭が悪いのかどの様な基準をリアルタイムとするのかが全く分かりません。(笑)


  配車アプリ(GO)を使った8,100台の実証実験では、・割増は平日 5 時~9 59 分に上限運賃の 1 割増、・割引は11 時~14 59 分に上限運賃の 1 割引だったのが蓋を開ければ認可されたのは5割の増減に増えていて草。


  配車アプリのUberの実証実験では、タクシー事業者 12 社の約 1000 両が実証実験を行い、変動方法はリアルタイムに変動時間帯及び変動幅を決定し、価格幅は・上限運賃の 2 割増から下限運賃の 1 割引までだった様ですが、ことらも5割と大分乖離しています。


  実証事件の結果、運賃水準については、公定幅の上限運賃及び下限運賃で収受したと仮定して算出した金額の幅内に変動運賃が収まっているかを検証したそうで、予め割増と割引の時間帯を設定していた GOの変動運賃の平均は公定幅内に収まったそうですが、リアルタイムで変動させていた Uber の変動運賃の平均は公定幅内に収められず、リアルタイムでの変動運賃を幅内に収めることは、予め割増と割引の時間帯を設定する場合よりも工夫が必要であることが確認できたそうです。


  ・・・・・自分が思った通りリアタイム?で(笑)


  変動迎車料金の事も有るに、ダイナミックプライシングなんて誰も望んでいない様な気がします。なんせタクシー利用における事前確定運賃の利用割合が0.18%がですから。(笑)事前確定料金を使う人は100人の内1人もいないんで、ようやく1,000人に2人いるかいないかのレベルの話で(笑)


 変動迎車料金も今回のダイナミックプライシングも、笛吹けど猫も踊らずじゃネ。



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