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札幌交通圏のタクシー迎車料金

 今回は「札幌交通圏のタクシー迎車料金」を書こうと思います。


  とりま、タクシーの迎車料金の法的根拠は、平成14年1月17日の公示の「一般乗用旅客自動車運送事業の運賃及び料金に関する制度について」の2の料金の(1) 料金の種類に、「料金の種類は、待料金、迎車回送料金、サービス指定予約料金及びその他の料金とする。」と定められています。


  (2)の 料金の適用方法のロで 迎車回送料金は「迎車回送料金は、旅客の要請により乗車地点まで車両を回送する場合に、次のいずれかを適用するものとする。なお、当該料金の適用方法について、あらかじめ利用者に分かりやすい情報提供を行い、利用者保護に十分な対策を講じるものとする。」となっていて、以下、定額とスリップ制の事が記載されています。


  尚、迎車料金の設定は任意なので、迎車料金が0円の会社も有る事はご存じだと思いますが、迎車料金を設定する場合は、そのタクシー事業者を管轄する各運輸局に申請が必要になります。なので、迎車料金の金額は各事業者が任意に決定できます。


  例えば配車アプリを使っている会社は概300円とかSRIDE500円とかになりますが、中には他車との差別化を図る為にこの金額にしない事業者もあります。


  で、話は北の大地の、でっかい道・北海道の札幌圏では過去に迎車料金が100円を徴収されていた様ですが、2001年に廃止となっているので、現在まで約22年間迎車料金と言うものが存在していませんでした。


  東京には迎車料金を0円に設定している会社は有りますが本の一握りの会社で、交通圏全域の事業者の全てが迎車料金0円はビックリです。


  札幌交通圏は札幌市だけでは有りませんが、札幌市のタクシー事業数は33社有るそうです。


  その札幌交通圏(札幌、江別、北広島、石狩の4市)でタクシーを運行する15社が、迎車料金の設定を北海道運輸局に申請したそうで、200円の迎車料金を申請していて、設定されれば22年ぶりとなります。人件費や燃料費の高騰が背景にある様なので認可される可能性が高いそうで、早ければ12月にも適用されるそうです。


  いくら迎車料金の設定が任意だとしても、22年間1社も迎車料金の設定を指定していなかった事は驚きです。


  横浜でも、初めてホテルなどでタクシーを呼んで、タクシー料金がメーター料金+迎車料金と知らずメータ料金と請求額が違って?な顔をする乗客もいます。要は、迎車料金って何それ美味しいの?状態の客です。


  札幌でもタクシーを呼んでも22年間迎車料金が請求されなかったので、札幌市民がタクシーを呼ぶと迎車料金が有る会社が⒖社有るので戸惑うじゃネ説あり?





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