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その苦情、行き過ぎじゃありませんか?

 今回は「その苦情、行き過ぎじゃありませんか?」を書こうと思います。

  とりま、表題の「その苦情、行き過ぎじゃありませんか?」とは、秋田県のバス会社が地元紙に出稿したある意見広告です。

 カスハラ意見広告.jpg

 当然、利用者が過度な要求を突きつけるカスタマーハラスメントへの意見を表明したもので、「お客様は神様ではありません」との強い表現も見られるので、相当な怒りを抱いているも様に感じます。

  意見広告は316日、秋田県能代市の日刊紙「北羽新報」に掲載された物の様です。

  ざっくりこの意見広告を見ると、「弊社はご利用者様に安全な移動を提供するとともに、社員を守ることも大切だと思っています。お客様と社員は対等の立場であるべきで、お客様は神様ではありません」となっていて、しかも 「お客様は神様ではありません」の個所は太字で強調されています。又、場合によっては乗車を断るとも記載しています。

 組合員約60万人の 「交運労協」が2021年に組合員約2万人を対象に実施した調査では、直近2年以内に迷惑行為にあった人は46.6%に上ったそうです。

  意見広告を出したのは、秋田県能代市を拠点に路線バスや観光バス、タクシーを運行する「第一観光バス」という会社です。

  この会社の社長は、ここ数年、社員たちへのカスタマーハラスメントを見てきて、腹にすえかねるものがあったそうで、3年ほどの事ですが、タクシー降車時に持ち合わせがなかった男性客の家を、社員が訪ねて運賃の後払いをお願いした時、「そんなもの払えるか!」となぜか男性は怒鳴りながら、社員の方に杖を振り回してきたそうです。結局、乗車賃の回収は諦め、泣き寝入りするしかなかったそうです。....当然タクシーの事案にあります。

  さすがに暴力行為はめったにないが、この男性のように理不尽な怒りをぶつけてくる乗客は後を絶たないそうです。

  ・・・・ドラレコも領収書も乗車記録も有るはずなので無賃乗車で、なんで警察に訴え出なかったのかが?ですが、地域の足となる路線バスでは致し方にのでしょうか?

  この他にも、「バス運転手ににらみつけられた」、「路線バスに乗れなかった。無料のタクシーを出せ」、運転が荒すぎる。運転手をクビにしろ」、などのクレームが有ったそうですが、運転記録などを確認すると、ほとんどが事実と異なる指摘だったそうです。

  この社長は「普通のクレームだったら、むしろありがたいですし、改善できるよう対応したいと思っています。」と述べていますが、ささいなミスを激しく責め立てたり、事実無根の苦情を言ったりするのはやめてほしいんです」と訴えているそうです。

 それにしても・・・・カスハラに新聞へ意見広告・・・・・なかなかヤルじゃん草。


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