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ニューヨークのタクシー、10年ぶりに値上げ

今回は「ニューヨークのタクシー、10年ぶりに値上げ」を書こうと思います。


  NYのタクシーの事は何回か書いていますが、とりま、現在のNYのタクシー料金は、初乗り1/5マイル=320mで2.5ドル、加算料金は、時速12マイル=19.2㎞以上で走っている場合は1/5マイル毎に0.5ドルの加算が基本形になります。


  東京の現在の値上げ前のタクシー料金は、初乗り1.052kmまで420円、以後加算運賃は233mごとに80円になります。


  なので、この初乗り距離の1,052mをNYで走ると、1,052m―320m=732mが加算距離になるので、加算料金は、(732m÷320m)×0.5ドルになるので現在の円安の1ドル145円で計算すると、2.2875m×145円×1/2166円、初乗り料金の2.5ドル≓363円を加えると≓で529円になります。なので、東京のタクシー料金はNYに比べ初乗り料金だけでも420円÷529円×10080%になります。・・・・・円安の影響もも多分に有ると覆いますが流石物価高のNYです。


  そんなNYのタクシーを代表するイエローキャブのニューヨーク市タクシー・リムジン協会=TLCは今回、イエローキャブの料金を22.9%引き上げる値上げ案を発表したそうです。


  値上げ案は、①基本運賃の2.50ドルから3ドルへの引き上げ、ラガーディア空港発着のタクシーに、新たに5ドルの追加料金を設定、③JFK空港までの定額運賃を$52から$65に値上げ、ラッシュアワー、夜間の割増料金の増額、ニューアーク空港へのサーチャージを$17.50から$20に値上げ、「タクシー改善サーチャージ」を$0.30から$1に値上げなどが盛り込まれているそうですが、④は分かりますがそれ以外は?で(笑)


  今回の値上げ案は、ニューヨーク州都市交通局=MTAがタクシーやハイヤーの乗客に対し、923ドルの渋滞料金の徴収を検討していることを受け提案されたそうです。


  前に書きましたが、NYのタクシーが「流し営業」をする時は、「メダリオン」という物が無いと流し営業は出来ないのですが、その数は世界的大都市ニューヨーク(マンハッタンとブルックリン、ブロンクスなど周辺エリア)でこのメダリオンの数はわずか1万3千台なので、東京を走っているタクシーの数タクシー数約5万台と比べると・・・・・遥に少ない台数です。


 メダリオン.png


 前にもある程度細かく書きましたが、これほど少ない数に制限されている限りは当然利権も生まれ、


このメダリオンはアメリカでは手堅い金融商品とされていて、数年来その(権利)価格は上昇し続け、


2013年にはついに1.3ミリオンダラー(約15千万円)の値をつけたそうです。


  現在のリース料の相場が週約1400ドル=20万円のようなので、年間の運用利益は相当な額になる様です。


  今回の料金の値上げが実現した場合には、2019年の乗客数に基づいて計算したドライバーの推定収入は33%増加し、メダリオンの収入が29.5%増加すると見込まれているそうで、TLCの委員会は、106日に値上げ案についての公聴会を開くそうです。


  その後、改定されたガイドラインはコミッショナー会議での投票に回され、承認されれば、30日以内に値上げが実施されることになるそうです。


  東京の値上げは約14%でその内8%が乗務員の給料に充てられるそうですが、NYでは33%ととはびっくりです。


 なんの因果かわかりませんが、東京都の姉妹都市12の内の1つがNYになります。とりま、反日パンダ国の北京市、狂人が大統領のロシア連邦のモスクワ市も・・・・姉妹都市(悲)



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