mobi→KDDI+WILLER=合弁会社のCommunity Mobility
今回は「mobi→KDDI+WILLER=合弁会社のCommunity Mobility」を書こうと思います。
KDDIとmobi を運行するWILLERが、2021年6月にWILLERの新規事業として、京都府京丹後市エリアから運行を開始し、2021年12月にKDDIとの提携を発表して、合弁会社のCommunity Mobilityを設立しました。
もともと、KDDIは「au Moves タクシー」という「au Pay」の加入が必須なタクシー配車アプリが有りましたが・・・・どうしたんでしょう?(笑)
この合弁で、「mobi」の展開エリアを今夏をめどに全国22エリアへ拡大する方針を発表しました。モビ全国デビューで草
因みに、運賃は1乗車300円(子どもは150円)で乗り放題型の月額料金も設定していて、1人5000円で乗り放題となり、乗り放題運賃には、プラス500円で家族の登録も可能となっており、例えば3人家族で利用する場合、月6000円で利用できる(金額は全て税込み)ます。
又、タクシーとバスの中間のような相乗り交通サービスになり、半径約2キロの運行エリアの中に多数の仮想バス停が設定されていて、乗客が乗り降りしたい地点を自由に選んで利用できるそうなので、半径2㎞なので、最長乗車距離は4㎞になります。・・・・単純に4㎞で300円は超お得です。(笑)
配車アプリお得意のキャンペーンも有り、新会社設立を記念して、先着1000人を対象に、5月30日までに月額サービスに加入すると最初の30日間は無料で、2カ月目は1980円となるキャンペーンを実施するそうで、KDDI ・・・・お前もか!で草が生えます。
2021年12月時点では、mobiの運行エリアは東京都渋谷区、愛知県名古屋市千種区、京都府京丹後市の3カ所となっていましたが、合弁会社設立に前後して、新たにサービスエリアが追加され全国22エリアを公表しました。
当初、mobiのサービスエリア拡大について、2021年末時点で「20カ所を目指す」としていましたが、現在、地域の自治体や交通事業者との調整を進めており、今夏をめどに順次運行を開始する見込みとしているそうです。
このブログにも書いた記憶が有るのですが、また、東京都豊島区(大塚駅周辺)では4月20日より運行を開始しています。豊島区はもともと2021年に提供が予告されていたエリアですが、地域のタクシー会社との調整の影響でサービス開始が延期されていて、運行エリアに繁華街の池袋駅中心は含まれて無く、住宅街が広がる東池袋駅〜大塚駅周辺がエリアとなっています。
新規拡大検討中エリアは、・北海道は北海道室蘭市、北海道根室市・東北地方は秋田県大館市、新潟県佐渡市、関東は千葉県旭市、東京都港区、中部地方は三重県明和町、近畿地方は大阪府富田林市、奈良県(奈良公園周辺など)、四国地方は香川県三豊市、香川県琴平町、が公表されています。
で、各地方での22のサービスエリアは、大都市の中心部から、郊外のニュータウン、公共交通の維持が課題となっている地方都市、観光需要も見込む島しょ部など、さまざまな前提条件を含む地域が含まれているそうです。
で、採算性ですが、Community Mobilityはサービスエリア内に4000〜5000世帯が存在すれば、事業が成り立つ可能性があるそうです。本当かな~(笑)
タクシー乗務員としては、どんなタクシー会社が手を挙げるかが気になります。現在サービスを行ている地域のモビの台数は各地区・・・・・1台みたいの様です・・・分からんけど(>_<)
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