日交グループの日交美輝、東京特別区・武三地区で料金値上げ申請
今回は「日交グループの日交美輝、東京特別区・武三地区で料金値上げ申請」を書こうと思います。
この日交美輝という会社は、2015年11月、業界最大手・日本交通株式会社100%出資のもとでスタートしたタクシー会社だそうです。この会社は以前、金龍自動車交通という名前でし、当時は、東武グループだった様ですが、2014年12月に日本交通に譲渡され後、日交足立株式会社を経て現在の日交美輝株式会社となった様です。
この会社は日交100%を出資していますが、連結会社では無くあくまでグループ会社の様です。所在地は東京都足立区で車両数は80台で従業員数は150名とネットには記載されています。
ネットで見た事だったですがこの会社は日曜日を定めていて、出庫時間も隔勤の「遅番勤務」もある様です。自分もこのブログに私見として書いた事が有りますが、「隔勤を14時~15時に出庫出来る様になると、深夜割増時間と朝の通勤時間を狙えるのにナ~」と思おっていました。
この会社の遅番出庫は15時30分で帰庫は翌朝の10時だそうなので拘束間は16.5時間になる様です。この事により乗務員の営収は1日の拘束時間が短くなり、売上が1日あたり1万円ほどアップしたそうです。理由は自分が考えた様に「終電後の時間」と「朝の通勤時間」の両方の時間帯が狙える事の様です。(@_@)・・・・ですよネ~草
この会社の社長は、日交に4年ほど勤務しその後6年ほど運行管理者を務め本社に異動した様です。なので、乗務員出身の社長の様ですが、乗務員の経験は・・・・4年で草。
この会社の面白いとこは、通常、洗車は帰庫後に行いますが、この会社は出庫前に洗車する様です。なぜかと言うと、出庫前ならば「自分のため」になるので、仕事に対する気合いの入り方が違うそうです。
この社長は、実際に就いてみたら、「運ちゃん、そこを右だ」と「運ちゃん」呼ばわりされた事に憤慨しているようです。ここのところは、自分も激しく同感でと「運ちゃん」呼ばわりされると・・・殺意がわきます。草。普通の人は「運転手さん」か「ドライバーさん」と言われますが、何故か「運ちゃん」と呼ばれると蔑視された様がします。…被害妄想?草
話が日交美輝の事になってしまいましたが、本題の「料金値上げ」の事に話を戻すと、日交美輝を含む日交グループ8社が料金改定申請を提出した様です。後の7社は「飛鳥交通」の7社の様です。
で、改定内容は、初乗り1,052m→800m 初乗料金420円→400円、加算距離233m→ 183m、加算料金80円→80円、時間併用時間1分25秒→1分5秒、加算時間料金80円→80円、迎車料金420円→200円、です。
増収率は26.0%の様です。
このまま数字を列挙しただけでは話にならので、平均乗車距離が3.6㎞だった時の料金を計算していました。まず、旧料金ですが、加算距離は(3,600m―1,052m)=2,548m、加算額は(2,548m÷233m)×80円≒875円、なので距離料金は420円+875円=1,295円、時間メーター料金を17%とすると、時間併用料金は1,295円×17%≒220円、故に(1,295円+220円)×1.1=込み1,665円になります。
これを新料金に直すと、加算距離は(3,600m―800)=2,800m、加算額は(2,800m÷183m)×80円≒1,224円、なので距離料金は400円+1,224円=1,624円、時間メーター料金を17%1でしたが、まだデータが無いので?ですが、1,295円の時17%だったので、1,295円:17%=1,624円:Xより357円になり時間併用料金約22%の357円になり、乗車料金は(1,624円+357円)×1.1≒2,180円になります。
なので、100―(1,665円÷2,180)×100≒24%になり、込み24%の値上げになる様で、報道されている26.0%とほゞほゞ同じ数字になります。
ですが、料金改定には同地区のタクシー台数の27,305台の7割を超える台数の申請が必要ですっが、1月5日現在の申請台数は8社合計747台です。陸運局が審査される開始時期は、初申請から3ヵ月なので3月23日の様です。現在の申請台数は27,305台の2.7%なので、審査開始基準の70%の約4%なので、どうなんでしょう?
東京ハイ・タク協会の会長の川鍋氏は年内の申請には慎重な見方をた様です。値上げにより今まで1,650円で行けた所が私算ですが2,180円にるので、約500円高くるのは・・・使用者の反発を買うのは確かです。横浜も運賃改定が有った時は「タクシー上がったよネ」と言われる事がよく有りました。草
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