nearMe.Town」
今回は「nearMe.Town」を書こうと思います。
何かとお騒がせの「MaaS領域において、主に空港と都市をドアツードアで結ぶオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」を展開していました。因みに、nearMeと聞くと真っ先に思い出すのが「相乗り」です。
前にも書きましたが、nearMe には、nearMe.Airport、 nearMe.Golが有りました。両方とも相乗りサービスです。ゴルフに行くのに相乗りは?が付きます。そもそも、ゴルフは相乗りっていうか、一緒に回る人が同じ車に同乗していくので、相乗りっちゃ相乗りですが「他人」と行くものではありません。草。
これなら「らくらく」の空港ではなく、らくらくのゴルフバージョインです。草
そんなnearMeが、都内23区内でのタクシー・ハイヤーの相乗り運行を12月より開始する予定の様です。nearMeのキャッチは「はやく、お得で、スムーズに」になる様です。
nearMe は、11月1日より開始した一般乗用旅客自動車運送事業における相乗り旅客の運送を受け、街中でも行きたいところまでドアツードアで移動できるnearMe.Town=ニアミータウンを12月から開始する様です。
同社「スマートシャトル」は、独自開発のAIによるルーティングの効率化を生かし、主に空港送迎やゴルフ送迎に活かしたオンデマンド型シャトルサービスを指します。
で、冒頭の「nearMe.Town」は、国土交通省によりタクシーの相乗りが一般導入されたことを受け、街中でもその技術を活かすことでタクシーやハイヤーの相乗りマッチングができるというサービスで、利用することで、行きたい場所にリーズナブルな料金で移動することができるそうです。
要は、「nearMe.Town」はnearMe.AirportとnearMe.Golfの街中バージョンです。いうまでも無く、同社はタクシー事業者の許可を受けていないので運行するのはタクシー事業者です。同社のホームページのQ&Aでは、[Airport]運転はだれが行いますか?のQにAは「弊社で契約している交通会社のプロのドライバーが運転しますので、安心してご利用いただけます。」となっています。
前に書きましたが、提携している事業者は京都エリアを中心に営業をしているヤサカ自動車株式会社です。12月からサービスを行う開始エリアは、中央区/千代田区/港区/江東区の様で、東京都23区のうち、想定利用者の多いエリアへ順次拡大していくそうです。
東京のヤサカ自動車の車両数は・・・130台の様で、少な過ぎるような気がします。武三地区を含みますが、東京特別区・武三地区の法人のタクシー台数は2020年時点では334社で2万7469台になるので、(130台÷27,268台)×100≒0.5%になるので・・・・少な!
タクシー無線も配車アプリも、数=配車力になるので、小数点以下の台数では?、要は、無線でも配車アプリでも、依頼した人の傍にその無線車両や使用した配車アプリ車両がいないと話になりません。なので、配車アプリは事業者の囲い込みに必死になっています。GO然り、S・RIDE然り、ウーバー然り、DiDi然り、殆どの配車アプリは同じです。事業者を囲い込むには、アプリ利用率が必須条件です。なので配車アプリじゃ医者は、クーポン乱発に走ります。 結果、配車アプリ会社の殆どは赤字の様です。所詮、タクシー台数使用率0.4%のヤサカでは、nearMe.Townではムリゲーの様な気がします。
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