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国交省、タクシーの『事前確定型変動運賃

今回は「国交省、タクシーの『事前確定型変動運賃』の実証実験を開始」を書こうと思います。

 この『事前確定型変動運賃』の実証実験の背景は、 令和3年8月20日、国土交通省が、『事前確定型変動運賃』として別紙に掲げる内容に参画する事業者の募集を行ったところです。別紙とは、「事前確定型変動運賃の実証実験について」という物で、内容は、①実証実験の背景・目的について、②実証実験の導入に向けた課題の抽出と制度設計について、などの内容が記載されている物です。

募集の結果、応募のあった2事業者が以下に記載する概要のとおり実証実験を行うこととなった様です。

 実証実験の概要で参加する業者は募集により選定されその2社は、

 (1)株式会社 Mobility Technologies 提供の配車アプリ(GO)について
期間:令和3年10月11日(月)~令和3年11月30日(火)
場所:東京都特別区、武蔵野市及び三鷹市
タクシー事業者:5事業者(約8,100両)

(2)Uber Japan 株式会社提供の配車アプリ(Uber)について
期間:令和3年10月19日(火)~令和3年12月13日(月)
場所:東京都特別区(北区、板橋区及び練馬区を除く)
タクシー事業者:12事業者(約1,000両)

 となった様で、実証実験の開始日、終了日は違います。又、ウーバーの方は、令和3年10月19日(火)~11月1日(月)までの間は、運賃を変動させずに事前確定運賃を運用だそうです。

 「事前確定型変動運賃」とは聞き慣れない言葉ですが、要は、「事前確定運員」+「変動型運賃」になる様です。草

 国交省によれば、現在、各タクシー会社は、行政が定めた一定の幅(公定幅)から、自社で運用す
る運賃を決定しており、更に、当該運賃に障害者割引(1割引)や深夜早朝割増(2割増)を行うことができるが、需給に応じて運賃を変動させ、減額・増額をすることはできない。

 又、利用者のニーズが希望する、で、「もう少し安い値段で利用したい」、「混んでいるときにタクシーがつかまづらい」などのる選択肢として、需給に応じて、一定の幅内で運賃を変動させることができないか?、を国土交通省において議論を進めているとこで、このシステムが浮上したそうです。

  なので、この実証実験により、運用上の課題を抽出することで、今後の制度化に向けた検討の材料とするそうです。

 要は、天気や時間帯、曜日によって2割増しに高くしたり、1割引きにしたりして移動需要の動向を探る事が目的様です。

 このシステムの肝は、変動運賃は、「車アプリを」じて、乗客がタクシーに乗車する前に確定することとし=前確定運賃の一環、として運用、「流し営業では利用できない」こととする事の様です。

 なので、雨やイベントなどでタクシーの需要が多く予想される時は、乗車料金を決まった範囲で増し、暇な時は乗車料金を割引して、その金額を「事前確定料金」とする様です、草

 この実験に参加するのはタクシー王子のジャパンタクシーが経営していたジャンタクシーと株式会社ディー・エヌ・エーが運営するタクシー配車アプリ『MOV』と合弁した、「Mobility Technologies」(モビリティテクノロジーズ=MoTと、王子の宿敵ウーバーがなんの因果か参加会社になっています。(@_@)

 自分は、事前料金の配車は数えるほどしか有りませんが、今回の実証実験では、配車アプリの仕様では、 実証実験の期間中は、事前確定運賃は原則として事前確定型変動運賃のみ運用すること。となっているので、常ぬ事前確定料金を利用しているので、知らないで何時もの様に事前確定料金で配車して、価格を見て高くてびっくり、安くてびっくり、する人も・・・・いるカモ?

 下の図が国交省が公表している事前確定型変動運賃の図になりますが・・・・ワケワカメ(>_<)」
事前確定.png
 自分は、事前確定料金がそんなに普及していない様な気がしますが、それでも変動を付ける意味が?で草が生えます。



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