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規制改革推進会議新議長はライドシェア推進派?

 今回は「規制改革推進会議新議長はライドシェア推進派?」書こうと思います。

 規制改革推進会議とは、2016年7月末日に設置期限が終了した規制改革会議の後継組織として、9月2日に第3次安倍第2次改造内閣により設立が閣議決定された政府の期間で、内閣府設置法により目的はwiki先生によると「経済に関する基本的かつ重要な政策に関する施策を推進する観点から、内閣総理大臣の諮問に応じ、経済社会の構造改革を進める上で必要な規制の在り方の改革(情報通信技術の活用その他による手続の簡素化による規制の在り方の改革を含む。)に関する基本的事項を総合的に調査審議すること」となっています。長ったらしく書いていますが、要は、内閣府の諮問会議=審議会等になります。

 2016年9月12日に「規制改革推進会議」の初会合が開催され、9月20日に「行政手続部会」の初会合が開催されていて、「行政手続部会」は、色々あるワーキンググループの1つでその他にも、農林ワーキング・グループ、水産ワーキング・グループ、医療・介護ワーキング・グループ、保育・雇用ワーキング・グループ、投資等ワーキング・グループが有り、行政手続部会と合わせると計6つのワーキング・グループが有ります。

 で、タクシー関係はどのワーキング・グループに属するかと言えば「投資等ワーキング・グループ」に属す様です。具体的言うとIT点呼やソフトメーターの導入に関する事の様です。今回、新議長に就任した人は夏野 剛という人で?と思う方も多いと思いますが、NTTドコモにてマルチメディアサービス部の部長や執行役員などを歴任し、榎啓一・松永真理らとともにiモードを立ち上げたメンバーの一人として知られているそうです。

 又、2007年7月4日、ドワンゴ常勤顧問に就任、同年12月25日に取締役就任しています。そうです。ドワンゴはご存じの様に、ニコニコ動画、略称: ニコ動は、ドワンゴが提供している日本最大級の動画配信サービスです。そして同氏は、2021年6月21日付で、ドワンゴの親会社であるKADOKAWA(旧・カドカワ)の代表取締役社長に就任しました。

 ニコ動の親会社の代表取締役が冒頭の規制改革推進会議の新議長になった訳です。同氏は、過去に「あまりに強いタクシー業界のロビリングに徹底的に封じ込みられているのが日本のライドシェアだ」と発言していた様で、ライドシェア勢力を擁護する発言を度々していた様です。

 氏にも問題発言が有った様で、東京オリンピックについてでは、2021年7月21日、Abema TV「Abema Prime」に出演した際、東京オリンピックの開催強行に対して「子どもの運動会や発表会が無観客で行われるのに、なぜ五輪だけがOKなのか不公平」という旨の共演者のコメントに対し、「そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、五輪と比べれば。アホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ない。始まったら熱狂ですよ。まあそんなもんですよ」と侮辱的な発言を行い、批判が集中し、これに対し「アホとかクソという言葉を使ったのは不適切な発言だった」とツイートした様です。言葉の選び方には疑問を感じますが、発言内容はそんなに違っていない様に感じます。

 タクシー王子は、当然、反ライドシェアなので同氏の議長就任に関し、「再近、オリンピック関係の発言で取りざたされおり、議長になった事にビックリした」と語っている様です。そして、頼みの綱の国交省としっかり提携していきたいたいと述べている様で草が生えます。

 因みに、下の画像は規制改革の主な検討課題ですが、赤く囲んだ所がタクシー関係の分野にななります。
規制改革2.png
 なので、規制改革推進会議新議長はライドシェア推進派の様です。(@_@)


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