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COVID―19,人との接触を50%減の理由

今回は「COVID―19,人との接触を50%減の理由」を書こうと思います。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は8月12日、深刻な感染拡大を受け26日までの2週間で集中的に対策を強化し、東京都の人出を昼夜を問わず緊急事態宣言直前の7月前半に比べて5割減らす必要があるなどとした提言を公表しました。

 以前の2020年4月24日のコロナ初期では、「8割接触削減」と言っていた事を記憶している人もいると思います。が、現在のコロナのデルタ株出現で感染力が高いのに折衝率は逆に50%を目標にしています。感染力が上がったのに接触機会は逆に下がっています。

 マスコミの報道では、接触機会を人流と捉えていた様な節が有った様なので、折衝機械減=人流の減少と捉えていた様なので、最近の報道でも「人流」という言葉はーワードの様になっています。

 ここで8割が計算されるの元になっているのは「実行再生産数)になります。初期のコロナの実行再生産数は欧米などでは2.5前後の様でした。行動制限する人(p)の割合を、欧米の例を参考にRの(実効再生産数から導き出すと、この実行再生産数2.5人の人の内P人が行動規制すると、行動制限者の計算式は、(1-p人の行動制限)×2.5人になり、実行再生産数が1をした廻るのは、(1-0.6)×2.5<1となります。これでは1以下にならないので収束はしないので、バッファを取って=0.7~0.8にすると1を下回るので感染は収束に向かう事になります。なので行動を自粛する人は7人~8人になります。

 8月14日時点の実行再生産数は1.06位なので、接触確率を5割減らすと、(1-0.5)×1.06=0.53となるので1を大幅に下回るので感染は収束に向かいます。

 が、英イングランド公衆衛生庁(PHE)の感染症担当者は6月16日、下院科学技術委員会でデルタ株の再生産数(R)は7に達する恐れがあると警告した様です。とすると、現在のデルタ株の実行再生産数は7の様なので、行動制限人数の計算式は、(1-p人の行動制限)×7人<1になり、Pは≒で0.8人となり感染は収まりません。

 ですが、日本の様に現在のRが1を若干上回っている時は、行動制限を50%、換言すれば、人との接触すなわち人流を半分にする事に、結果、行き着くのでしょうか。?

 ですが、分科会では「人との接触を50%減らす事が重要」としていて前の様に「人流」というワードは出て来ません。以前に盛んに使われた「人流」という言葉の持つ意味はなんだったのでしょう?以上コロナウォッチャ―からでした。(>_<)

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