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積極的疫学調査縮小でPCR検査数はどうなった

 今回は「積極的疫学調査縮小でPCR検査数はどうなった」を書こうと思います。

 ご存じだと思いますが、東京都は1月22日から従来実施して来た「積極的疫学調査」の対象を縮小しました。換言すると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う保健所の負担を軽減するために、今迄行ってきた濃厚接触者などを調べる「積極的疫学調査」の規模を縮小する事になる様です。

 神奈川県では9日から、調査対象を医療機関や高齢者施設などに絞り、市中感染とみられる感染者は、積極的疫学調査の意義が低下しているとして、同居家族の感染が確認された場合以外は原則調査しない事になった様です。

この疫学調査の縮小路線は 「第三波」に入った昨年11月、厚労省が最優先の調査対象を高齢者施設など「重症化リスクのある人が多数いる場所・集団」とした事を示しました。なので「積極的疫学調査」の規模を縮小は既に昨年の11月に決まっていた事の様です。神奈川県では今年1月9日から、高齢者施設や福祉施設など以外は、原則として調査をしない大幅縮小方針を示しているそうです。

前にも書きましたが、調査対象者を、医療機関や高齢者施設の関係者の感染など、「濃厚接触者に重症化リスクのある人が多いと想定される場合」に絞り込み、保健所の負担軽減を図るのが目的で、それ以外は、誰が濃厚接触者に当たるかの判断は感染者本人や企業、学校などに任せです。草

こう考えると、自分の周りにコロナ感染者がいないかアプリで知らせが無いと自分が濃厚接触者かどうかは?って事になります。又、感染が確認された人に占める経路が分からない人の割合も上昇していて、
11月が57.2%なのに対し、12月が60.9%、1月は、12日までで66.2%となっています。そして現在は・・・・新規陽性者における接触歴等不明者数は7日間移動平均値で72%にも上っている様です。

以上、積極的疫学調査の縮小で感染者数は減少していますが、それに伴いPCR検査数、接触歴不明者数は因果関係は分かりませんが、相関関係は有る様に感じるのは自分だけでしょうか?

下のグラフは、PCR検査数、感染経路不明者、積極的疫学調査縮小の前後の比較になります。因みに、下のグラフの赤い線は1月22にになります。
IMG_1993 (002).PNG感染経路不明者.png調査IMG_1993 (002).PNGIMG_1996 (002).PNG
前の2つは縮小後に見事に右肩下がりの「縮小傾向」になります。( ´∀` )

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