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個タクの営収平均・2019年

 今回は「個タクの営収平均2019年」を書こうと思います。

 全国の個人タクシーの平均売上は全国平均で・・・・・396万円だった様です。この数字は2019年4月1日から2020年3月31日までの様で、2020年初頭のコロナ禍の影響は約1/4ヶ月の3ヶ月間に限られます。要は、3/4ヶ月の9ヵ月間はコロナとは関係が無い様です。

 前年の2018年度から約10万円全国平均額で低下したようです。

 気になる東京と横浜は、東京都が全体で569万円、横浜は神川県全体で506万円だった様です。東京ハイ・タク協のデータでは平成30年=2018年のデータでは東京都タクシー乗務員 平均年収は470万円になると記載が有ります。

 そうすると、東京都の個人タクシーと法人タクシー乗務員の収入差は年間約100万円という事になります。要は、1ヶ月に約8万円個人タクシーの方が営収に限ると良い事になります。因みに2018年に東京都は589万円なので2019年より約20万円営収が多かった様です。そうすると2018年はコロナの影響もなかったので、589万円が平均の営収になる様です。

 なので、1ヶ月間の営収は49万円ということになります。なので数字上は個タクの平均営収は1ヶ月約50万円ということになるようです。1年1,000万円稼ぐ個タクもいれば、1年600万円の個タクもいることになります。

 全国平均になりますが、1回当たりの実車キロは平均5.1キロで年間稼働日は239日だった様です。
なので、239日÷12ヵ月≒20日となります。法人の隔勤だったら10乗務になります。東京の1回当たりの輸送単価は2,003円で前年比マイナス10円だった様です。

 という事は、2019年は(569万円÷239日)÷2,003円≒12組となるので、東京の個タクは平均1日約12組を乗車している事になります。要は、東京の個タクは平均して、1日12組の客を乗せその平均単価は約2,000円という事になる様です。換言すれば、1日約24,000円の営収になる様です。

 この中から、保険、組合費、燃料代、高速代、等様々な物を引かなければならない事になります。法人と同じ様に仮に経費が30%とすると、手取りの収入は24,000×70%=16,800円/日になるので、16,800円×239日≠400万円が手取り金額になる様な気がします。そうすると、400万円÷12ヵ月≒330,000円が1ヶ月の手取り金額になる様な気がします。

 しかし、個タクでは消費税は、タクシーに限らず年間の課税売上高が1,000万円以下の場合は、原則として納税義務が免除される簡易課税制度を取っている事業者が殆どなので・・・・・乗車料金の消費税は、言い方は悪いですが「お小遣い」の様なものです。なので1ヶ月の手取りは約40万円前後になるのではないでしょうか? 

 仮に歩率60%とすると、330,000÷60%=560,000円の営収が法人では必要になり事になります。
変な言い方ですが、コロナ禍以前だったら営収60万円は比較的た易いすうじでした。では、何故個タクを目指すのか?

 自分は個タクになるつもりは有りませんが、金銭より「気安さ」・・・デス。草

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