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カードのタッチ決済

 今回は「カードのタッチ決済」を書こうと思います。

 前回の出番の日曜日は、年末のせいか何故かコロナ禍でも結構忙しいと感じました。朝の5時に出庫して午前8時にはロングは有りませんでしたが11,200の営収、9時には16,200円、12時30分で23,700円、16時には31,400円、20時で45,100円の営収が有りました。この写真は13時の中華街で付け待ちをしていた時に取った写真デス。結構、いや大分中華街は混雑していました。
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 午前中に乗車した女の客が降車時に「カードでお願いします」と言われました。当然、カードを挿入→暗証番号入力だと思いましたが、その客が端末にICカードの様にカードを翳しました。

 「お客さん、翳すうじゃ無くて、下に入れるんですよ」と言うと、「大丈夫です」と言われ、その瞬間「ピ」と確認音が流れカード明細が通常通りでて来ました。

 「マジか」・・・です。そんな決済方法があるなんて来てませんケド?

 この決済方法は「タッチ(コンタクトレス)決済」という様で、支払いの際に、専用リーダーにカードやモバイル端末をタッチするだけで支払いが完了する「接触不要(非接触)」な決済方法の様です。当然、サインや暗証番号を入力する必要はありません。

  Wi-Fiマークを横にしたようなマークが、対応カードの目印になり、カードの裏面または表面に、この非接触対応マークとカードのロゴが記載されたクレジット/デビット/プリペイドカードが対応している様です。

 VISA、AMEX、MASTER、JCBがこのタッチ決済の対応したカードを発行している様です。下の画像が、この非接触対応マークとカードのロゴになります。
VISA.png
 タッチ決済の定義は、非接触型ICカード、もしくは非接触型ICチップを利用していることが挙げられ、QRコード決済は含まれません。タッチ決済の国際基準とされているのは、NFC(Near Field Communication)と呼ばれる非接触のデータ通信技術だそうです。

 Near Field Communicationは、数センチほどの近距離でカード、または対応機器をかざすとデータの通信ができる「近距離無線通信規格」を意味してるようで、NFCは「NFC Type-A」、「NFC Type-B」そして「Felica(NFC Type-F)」の大きく三つに分かれている様です。

 タッチ決済は「NFC Type-A」と「NFC Type-B」の両方に対応する「NFC Type A/B」と「Felica(NFC Type-F)」の二つが使用されています。要は、現在「NFC Type A/B」と「NFC Type-F」の2つの規格がある様です。

 タッチ決済として思い浮かぶのは、スイカやパスモですが、国内初のタッチ決済となった、楽天EdyとSuicaで、これはType-Fになります。これは、前払い型電子マネー支払いの楽天EdyやWAONなどの電子マネーや、Suicaをはじめとする交通系電子マネー、後払い型電子マネー支払いのiDやQuicPayなどの電子マネー、及びスマートフォンでの決済のFeliCa対応しているiPhone 7以降のApple Pay、Google Pay、Androidで対応しているおサイフケータなどの様です。

  VISA、AMEX、MASTER、JCBのタッチ決済はもう一つの規格のType A/Bになります。

 タッチ決済の歴史ですが、ソニーが日本でFeliCaの開発を始めた1988年にまで遡り、国内で初めてFeliCaが導入されたのは2001年になり、現在の楽天EdyとJR東日本のSuicaが国内初のタッチ決済方法として発表されました。

 いまやお馴染みの携帯電話(スマートフォン)でのタッチ決済が開始したのは2004年の「おサイフケータイ」を初めて搭載したNTTドコモがで、翌年にはiDやQUICPayなどのポストペイ型電子マネーサービスの使用も開始されました。

 今回もかなり端折った説明になりましが、今や、カードもタッチ決済の時代の様です。




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