SSブログ

日の丸交通、ついにウーバーと提携

 今回は「日の丸交通、ついにウーバーと提携」を書こうと思います。

 タクシー大手の日本交通ホールディングスとディー・エヌ・エーは2020年4月4日、両社の配車アプリ事業をコロナ禍の4月1日付で統合すると発表しました。この統合で日交が対応する約7万台とDeNAで対応する約3万台とで、配車可能なタクシーは全国10万台に拡大しました。

 この統合は、DeNAの配車アプリ事業MOV(モブ)を分割した上で、日交HD子会社で配車アプリ最大手のJapanTaxiが吸収する形で、DeNAは統合後、ジャパンタクシーが新たに発行する株式を取得。出資比率は38.17%所有し日交HDと並ぶ筆頭株主としてグループ連携を行っています。

 事業統合から、5ヶ月が経った7月末にJapanTaxiは2アプリの統合に伴って、新たなタクシーアプリ『GO』を9月にリリースすると発表しました。「GO」は、「MOV」をベースとしたアプリで、「MOV」提携タクシー車両に加えて「JapanTaxi」アプリ提携タクシー車両へも配車注文することが出来る様です。という事は、
「JapanTaxi」アプリ提携タクシーからも「MOV」提携車両を注文できる事になります。

 そうすると、提携前はJapanTaxi7万台ですが、2018年時点ではJapan Taxiは、同年7月25日、同社が運営するタクシー配車アプリ「全国タクシー」現在のJapanTaxiに関して、東京都内に3774台の車両数を保有する「東京無線協同組合と提携」し東京都内で同アプリに対応するタクシー数が合計1万1604台になったと発表しました。 

 「GO」は、「MOV」をベースとしたアプリの訳は、前のJapanTaxiの配車方法は、オペレーターからの配車依頼と,「JapanTaxi DRIVER’S」を搭載している車両はモブの様にアプリからの直接配車依頼の2種類の方法が有りました。少し古い話ですが、2019年4月時点では、JapanTaxi DRIVER’Sを搭載しているタクシーは東京特別区・武三地区では日本交通のみでした。現在は?デス。草。日交の車両数は2020年1月末現在、連結会社 3,977台 + 業務提携会社 2,395台の合計6,372台の様です。

 そうすると、JapanTaxiアプリに対応している東京都のタクシー1万1604台の内、「GO」に対応しているのはJapanTaxi DRIVER’Sを搭載しているタクシーのみという事になります。という事は「GO」に対応しているのは、「MOV」>「JapanTaxi」という事になります。

 そんな「GO」から東京の日の丸交通はウーバーと提携し12月10日配車サービスをスタートしました。原因は、モブからGOの移行に伴う配車回数の減少も有った様です。旧モブ側からすると、JapanTaxiの加盟会社が加わる事になるので、悪く言えば「客を奪われた」事になるのか、又は、MOTが言っているGOのリリース後JTXアプリからのユーザーの移行が想定より進みが遅かったか・・・JTX側からすると、抑々、GOはモブをベースにしているアプリの為、JapanTaxi DRIVER’Sを搭載しているタクシーがGOの対象になるので、GOになって利を得ているのはモブでは?と思います。

 何れしても、日の丸自動車はGOとウーバーを併用する様です。乗務員からすると、この配車がJTXの物かモブからの物かなんて分かりません。草

 日の丸は、乗務員から悲鳴が上がっていたので、MOTに改善を何度も求めたが改善されなかった様です。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント