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GO TOトラベルでのコロナ感染者数の不思議&マッチポンプの様で草

 今回は「GO TOトラベルでのコロナ感染者数の不思議」を書こうと思います。

 観光庁は「Go Toトラベル」に参加している旅行会社や宿泊施設に対し、利用者や保健所などから新型コロナウイルスに感染したと連絡があった場合に、報告を求めています。換言すれば、利用者や保健所から旅行会社や宿泊施設に、「コロナに感染した」という連絡が有った人の数です。

 現在、GO TOトラベルの利用者は全国で約4,000万人とされていて、その内コロナに感染した人は11月9日までに131人、11月18日までに155人が報告されています。そうすると、感染率は155人÷4,000万人かける100≒0.00038%になります。

 現在の国内感染者数の累計は、11月25日現在で13万7787人、全国の人口は1億2713万8033人なので、感染率は13万7787人÷1億2713万8033人×100≒0.1%になります。

 そうすると、GO TOトラベルで旅行をした人の感染確立は、全国の感染者数の0.38%にしかなりません。そうするとGO TOトラベルで旅行をした方が感染リスクは低くなってしまいます。全国平均の0.1%を当て嵌めると、GO TOトラベルで旅行をした4,000万人では感染者数は4,000人になるので、155人はその3.8%にしかなりません。草

 現在、GO TOトラベルとコロナ感染のエビデンスが無い→GO TOトラベルを利用した人4,000万人の内コロナに感染した人は155人しかいない→GO TOトラベルは悪ではなく寧ろ安全、という結果になってしまいます。

 この論を、現在のコロナ感染拡大局面で信じる人がいるのでしょうか?。抑々この155人の前提が、GO TOトラベルを利用た利用者や保健所から旅行会社や宿泊施設に、「コロナに感染した」というものです。換言すれば、利用者や保健所→旅行会社や宿泊施設に申告した人数です。

 要は、旅行会社や宿泊施設に自己申告した人の数です。

 コロナかも?と思って旅行会社や宿泊施設に報告する人の割合がどの位いるのかは分かりませんが、少なくとも、155人と4,000人の差を見る限り、相当数の人が報告していない様な気がしますが、どうなんでしょう?

 何故かこの155人の感染者数は、バイアスが掛かっている様に感じるのは自分だけでしょうか?

 分化会も「人の移動を止めるか事が最重要事項」という提言を出しています。一方、経済を回さなければならないという政府の考えも分かりますが、これではGO TOトラベルはお得なんで、どんどん旅行に行って下さいの「マッチ」と、不要不急の外出は控えて下さいの「ポンプ」で、正に「マッチポンプ」です。草

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