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東京特別区・武三地区の8月の営収

今回は「東京特別区・武三地区の8月の営収」を書こうと思います

 前に東京特別区・武三地区の営収は、日車営収では6月が28.6%減、7月は29.5%減、8月は?・・・と書きました。先日8月の成績が公表されました。前と同じ様に、原価対象事業者26社、車両数は1,701台で、多摩地区は同16社、876台です。

 東京特別区・武三地区では、稼働率63.6%、実車率38.7%、輸送回数699,450回、営業収入11億2625万円で、日車営収は税込3万5757円、税別3万2017円、実車キロ77.2キロ、輸送回数22.2回だった様です。マイナスの数字は前年同月比で順位▼13.6%ポイント、8.1ポイント、▼43.1ポイント、▼45.9ポイント、▼44.9ポイント、日車営収では、▼28.1%、走行キロ▼36.8㎞、実車キロ▼33.3㎞、輸送回数▼7.7回だった様です。前月の7月と比べると日車営収は1.4ポイント改善し総営収は逆に4.3ポイント悪化した様です。

 改善した1.4ポイントは7月の日車営収が3万9389円(税別3万5450円)で減少率は▼13.9%でしたが、今回の8月は日車営収が前月より悪い数字ですが1.4ポイント改善と有ります。稼働率は前月と比べ3.3ポイント拡大したと有りますが、先月の稼働率は70.6%なので70.6%-63.6%≒3.3%となるので信用できそう・・・デス。草

 逆に日車営収額がマイナス2,632円なのに1.4ポイント改善とは・・・?。因みに昨年8月の日車営収は税込4万9790円、税別4万5606円になります。昨年8月との営収の差は税込1万4033円、税別1万156円になり、1ヶ月13出番とすると1万156円×13出番≒13万2028円給料が安くなります。

 給料が13万2028円安くなっても失業よりマシとも言えますが、社会の最終受け皿的性格を古くから持つタクシー業界でも大ごとデス。仮に手取り30万の乗務員では手取り額が17万円になるという事です。一大事です。手取り30万円は歩率55%で営収54万5千になります。1乗務当たり税別4万2千、税込4万6200円が必要になります。昨年の8月で計算すると、4万5606円×13出番×歩率55%≒32万6000円になります。それがコロナ禍で一気に手取り17万円位までに激減デス。

 ここで先月の日車営収を見て数字が違う事に今更ながら気づきました。・・・スマソです。
先月の日車営収は税込3万5525円、税別≒で3万2千円でした。そうすると3万5525円÷3万5757円≒0.6%になるので、やはり1.4%改善は何処から出ているのか?マークが付きます。が、前年同月比で7月は▼29.5%、8月は28.1%なので丁度1.4%になります。

 ってか、前年同月比で比べて減った、増えたでは意味が無い様に感じますが?それこそ一寸古いですが「今でしょ」デスで草が生えます。

 兎に角、社会のヒエラルキーなタクシーの役目も終わりが見えた様です。だって・・・食えないッショ。草

 ・・・現在の状況で,タクシーで稼いで食って行くのにははかなり難しい数字の様な気がしますが・・・?
 

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