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タクシー乗務員の運転免許取得費用の保証受託業者登場

 今回は「タクシー乗務員の運転免許取得費用の保証受託業者登場」を書こうと思います。

 何時かはこんな業者が出る事は有る程度予想していましたが、ついに登場しました。そんな会社の名前は「身元保証ドットコム株式会社」という言う東京にある会社です。設立は・・・2019年12月の様なので、まだ設立後1年も経っていません。おそらく会社の定款に記載されている事業内容は9個有ります。ありすぎんじゃネ・・・デス。草

 具体的には以下の様になっています。新しく会社を作る時は、考えられる事を事業項目に入れたくなりがちですが、そんな、お手本の様な定款です。草

1.労働契約における雇用者と被雇用者との間での締結される身元保証に関する信用保証及
び信用調査業務
2.信用保証及び信用調査業務
3.融資、債務の保証等の信用供与ならびにその斡旋及び仲介経営コンサルティング
4.企業の合併、分割、営業譲渡及び業務提携等の仲介、斡旋及びそれらのコンサルティン
  グ
5.不動産の売買、賃貸、管理、鑑定及びそれらの仲介
6.インターネットによる情報処理サービス及び情報提供サービス業
7.一般及び特定労働者派遣事業
8.広告代理店業
9.各号に附帯又は関連する一切の業務
 が事業項目になっています。

 本件のタクシー乗務員の運転免許取得費用の保証受託は「Driver専用身元保証サービス」と呼ぶそうです。不動産を賃借する時にある「身元保証サービス」のタクシーバージョンです。要は身元保証会社です。

 この会社も雇用主と従業員との身元保証契約を機関保証会社する様です。従来は「保証会社」「被雇用者」の関係になるので、保証料は「被雇用者」が「保証会社」に支払う事になります。不動産の場合は、家主に「身元保証会社」の保証人で良いのか聞く必要が有るのが一般的ですが「身元保証ドットコム株式会社」はどうなんでしょう?

 賃貸の保障会社の義務は、通常の連帯保証人が負う義務、要は代表的な物では「家賃の未払い」だと思います。換言すれば、賃借人が起こした責務になります。「身元保証ドットコム株式会社」の責務は、従業員の不正行為や横領行為等により企業様に損害が生じた場合、従業員の連帯保証人(身元保証人)として、その損害を企業様に支払う様です。この会社の保証内容や保証限度額は雇用形態やご契約プランによって異なる様です。

 補償プランの内容は、「基本プラン」、「外国人技能実習生 専用プラン」、「HOUSE WORKER 専用プラン」、「特定技能外国人 専用プラン」、「歯科医院運営事業者様限定特別プラン」、「介護保険・社会福祉事業者様限定プラン」、そして「Driver専用身元保証サービスプラン」になる様です。

 Driver専用身元保証サービスプランの場合の料金は、1年間で「免許取得費用貸し付け
特約無し」の場合は・・・35,000円で年間保証限度額は50万円ですが、免許特約があると委託保証料は年間5万円、免許取得費の保障限度額は25万円だそうです。要は、1年間で乗務員が辞めると免許取得に掛った金額を25万円まで保証する様です。

 雑に纏めると、身元保証会社は代わりに保証人になってくれるサービスになり、通常「被雇用者」と「保証会社」の契約によって成立します。が、今回の」「Driver専用身元保証サービスプラン」は「保証会社」と「雇用主」の関係になります。

 要は、年間5万円の支払いで、「身元保証」と「免許取得費」の25万円まで補償するという事の様です。「Driver専用身元保証サービス(免許取得費用貸付保証特約)」の提供は2020年8月3日から始まった様です。ふ~ん・・・。

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