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4つの仮説&3つの努力

 今回は「4つの仮説&3つの努力」書こうと思います。

 武漢ウィルスで、日本の死者数が少ない事を「ジャパン・パラドックス」と呼んでいる様です。要は、<なぜ日本は武漢ウィルスの死者数が不思議な程少ないのか?>事を指して、ジャパン・パラドックスと呼んでいる様です。

 武漢ウィルスで示される指標に、「致死率」と「100万人当たりの死者数」という2つの指標が使われます。前者の「致死率」は確かに日本はイギリスの15.2人、フランスの16.5人に比べ、日本は3.3人と圧倒的に低くなっています。

 しかし、現在、感染拡大中のアメリカの3.4人と殆ど変わりません。ブラジルの大統領が「ちょっとした風邪」と意に介さぜ、今や死者が8万7千人のブラジルの3.6人とも殆ど変わりが有りません。

 2つ目の指標の「100万人当たりの死者数」を見ると、先ほどのアメリカば4454人、ブラジルは413人と比べ、日本は8人になるので、数十倍の違いが有ります。

 これを陽性者数で見ると、アメリカ440万人、ブラジル240万人に対し、日本は未だ3万人になります。要は、「100万人当たりの死者数」が少ないのは陽性者数が少ない事が寄与している様です。

 なので、「致死率」と「100万人当たりの死者数」の2つの指標が低い事が欧米に比べ「日本人は死者数も少なく、致死率も低い」と云う事になるのではないでしょうか?

 ジャパン・パラドックスは、新型コロナウィルスによるパンデミック下で日本における感染者数や死亡者数が他国と比べて少なかったことを指す表現の様で、常用されるパラドックスの、逆説、背理、逆理ととは若干意味合いが違う様です。

 ジャパン・パラドックスの理由として、1つ目が以前にも書いた「BCG説」が有り、武漢ウィルスの死者数が接種国の日本や中国などで少ないという相関関係が認められる事に由来します。要は、BCGは結核だけではなく、「多くの病気に対し、自然免疫機能を強化する」と言う説です。

 2つ目が「交差免疫説」になり、「交差免疫」とは、一度感染したウィルスと似た種類のウィルスに感染した時、いち早くそのウィルスを殺す事が出来る機能を「交差免疫」と言うそうです。要は、風邪の原因とされる4種類の旧型コロナウィルスに感染した細胞の「記憶」が武漢ウィルスに効果が有ったカモ?と言う説です。東アジアでは旧型コロナウィルスの流行が過去に欧米より多く有り、だから死者の数も少なく済んでいるのではないか?と言う事の様です。

 3つ目が「肥満説」でこの事には説明が不要でしょう。草

 4つ目が「遺伝子説」になります。これも現在進行形で検証が進められています。

 この様な事と異なりますが、欧米との生活習慣の違いもある様です。要は、日本人は欧米人と違い、ハグやキスを日常的にしない、靴を脱いで部屋に入る、マスクの着用に比較的抵抗感が無い、などです。3つの努力は「密を避ける」、「ソーシャルディスタンスと取る」、「マスクを着用する」ことの様です。

 早いとこ、武漢ウィルスを何とかしてほしいものです。

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Louanne

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by Louanne (2023-07-30 23:13) 

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