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石垣版ライドシェアはタクシー車両です(笑)

 今回は「石垣版ライドシェア」を書こうと思います。


 石垣島.jpg


 とりま、全国で大盛り上がりのライドシェアですが、沖縄の観光スポットとして有名な沖縄県石垣市が「石垣版ライドシェア」を行う事を2月2日の会見で発表したそうです。


  神奈川県は「神奈川版ライドシェア」、石垣市は「石垣版ライドシェア」とその地方の名前を使用しています。よく〇〇版と言う言葉が使われますが、元々は印刷に関係が有った言葉の様で、えらい昔の「瓦版」や印刷版や版木などが版と言う言葉を使用しています。


  又、版にはその地域や読者層に向けて作ったものであることを表す新聞なので使われる地方版など固有の地域を指す時に使われる事も有るそうです。


  いらぬ講釈はこの位にして(笑)、本題に話を戻すと、神奈川県は三浦市で行うのに神奈川版となるので、沖縄県石垣市が行うなら沖縄版となるか、神奈川県は三浦市版となるはずですか、何故か分かりませんが、沖縄県は市を使用し三浦市は神川県を使用しています。


 とりま、そんな細かい事を気にしてもしょうが無いので「石垣版ライドシェア」に話を戻すと、全国でタクシー不足が言われている中、国が来年度から一部解禁するライドシェアで、観光客が戻る中でタクシーの乗務員不足が深刻化している石垣市では、今年4月から「石垣版ライドシェア」に乗り出すことを決めた様です。


  唯単に石垣市がライドシェアを決めたことぐらいではこんな事は書きませんが・・・・・


 抑々、「ライドシェア」とは自動車を相乗りすることを指し、ライドシェアリングとも呼ばれ車の空いた座席を活用し、他者とガソリン代などを負担し合うことで交通費が節約できるため欧米では安価な交通手段として広く浸透しているシステムです。


  インターネットの発達に伴って事業化が進み、「他者とガソリン代などを負担し合うことで交通費が節約できるため」が、自家用車で有料で人を運ぶ「ウーバー」などの企業が世界中に雨後の筍の様に誕生し今に至ています。


  要は 有料で自家用車で人を運ぶ行為になり、日本では白ナンバーで有料で人を運ぶ行為は「白タク」に当たり、道路運送法第五章の「自家用自動車の使用」の第七十八条で例外を3つ定めそれ以外は禁止しています。なので、当初は菅元首相が口火を切るまではライドシェア・・・・白タクじゃネと言う空気が有りました。


  毎度の事で自分でも(笑)ですが、いつも話が横道に逸れるのが自分の悪い癖でWWWですが、普通は自家用車の白ナンバーでライドシェアを行うのが常識ですが、石垣版ライドシェアでは自家用車ではなく人手不足で稼働できていないタクシーを使用するそうです。・・・・マジか?


  第2種免許は必要ない様で、一般の人をタクシー会社が雇用し講習を受けるそうです。石垣市内のタクシー乗務員は新型コロナの影響で離職が全国と同じ様に相次ぎ、クルーズ船の寄港などでインバウンドも戻る中で、およそ40人が不足した状態だとそうです。


  沖縄県内でライドシェア創設を表明するのは石垣市が初めてだそうで、このタクシー車両利用方式は全国的に普及し始め、問題点がクリアされてから導入すべきではないかと思います。


  何故なら、関東で行なわれているタクシー会社の「アプリ配車専用タクシー」と変わらく、「アプリ配車専用タクシー」は2種免許を持っているタクシー乗務員又は2種免許を持つ人が乗務しますが、石垣版ライドシェアは普通免許でタクシー乗務なので、これから一波乱ありそうな気がします。


  因みに、営業目的以外で普通免許でタクシーを運転する事は違法では有りません。タクシーの整備員が車検で車検を取りに行く時がそうです。


  ・・・・・遠い目をして石垣島では無く「石垣版ライドシェア」を見るで草。



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