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無線室を撤廃

 今回は「無線室を撤廃」を書こうと思います。


  とりま、自分が乗務するタクシー会社は以前は会社にかかってきた配車依頼を自社で行っていましたが、ある時から所属する無線グループの配車室へ再度連絡をして配車依頼を行う事を客に告げる様になりました。その時自分は「馴染みの客」までグープの配車室へ繋げる事に若干違和感を覚えた記憶が有ります。


  馴染みの客の中には、1ヶ月の何度か東京の病院へ通院する為タクシーを使っていた人も、仕事で東京に行く時に常に使っていた人もいました。ですが、こういった人まで無線グループへ連絡しなければならない事になり(笑)です。


  以前に「ポケットタクシー」と「ポケットタクシー2地方版」の事を書きましたが、再びその事を書く機会が出来ました。


  とりま、詳細は省きますが「ポケットタクシー」はクラウド型配車システムになるのでクラウド使って配車代行を行うシステムで、要は、配車室にかかる経費を安価にする事を目的としたシステムで、深夜体など配車依頼が少ない時にオペレーターを置いておくのは経費がっかって無駄なんじゃネ的発想です。


  又、流し営業が通用しない、駅付け・待機車輌配車のタクシー会社様向けに開発しました「ポケットタクシー2地方版」という物も有る様で、この会社のホームぺージには「1人の配車係で、1時間に200件の配車、1分間に3件、4件配車出来る処理 能力の要求をクリアする仕組み」と記載されて、利用料金は、月定額300円/車両 +従量課金(1配車8円から、営収の1%以下)で、月の配車回数が2,000回なら16,000円と記載されています。


  前にも書きましたが、この会社はタクシー会社向け 配車代行サービスも「タクリーチ」 というサービスも行っていてあ1配車の料金は100円だそうです。


  なので、ポケットタクシーはネット配車システム、タクリーチは共同配車システムにになる様です。自分も書いててなんですが、ポケットタクシーは配車アプリ、タクリーチは共同配車システムっていうイメージかもデス。(笑)


 ポケと.png


 なので、ポケットタクシー+タクリーチで引用する事が一般的の様です。


  で、名古屋市の明和無線グループの7社約300車両が、202310月にクラウド型タクシー配車システムの「ポケットタクシー2地方版」を導入し、配車室と併用で大成交通有限会社が運営する配車代行サービスの「タクリーチ」の利用を始めたそうで、その後、約2ヶ月後の1225日から配車業務を完全に代行委託して配車室を廃止したそうで、結果このことで大幅なコスト削減と効率化を実現したそうです。フ~ン草。


  以前の配車室にはPC2台、ディスプレイ4台だったがどうですが、今はノートブックPC1台になったそうで、1分に4回の配車効率が有るそうですがこぼれる顧客は代行サービスがバックアップするそうです。


  因みに、明和無線グループは、ソニー系の配車アプリ「S.RIDE」を採用していたそうですが、うち3社がGOもやることになったそうで、その効果に対して無線配車を受ける意味合いが減ってきて、無線グループの存続が危ぶまれるほどになったそうです。


 ですが、設置電話や電話で配車依頼をかけてくる客はまだ多い様で、地域に根差した無線グループとしてこのような客を放置することはできないと判断して今回の決断に至った様です。


  ポケットタクシー2地方版の利用料金は、システム初期費用が6万円 、システム月額使用料の配車センター用動態管理 1ライセンス 9,800円/月、乗務員アプリ地図ナビ 1車両 300円/月、


従量課金制成約料(配車処理) 1回 8円〜になっているそうです。


  分かりにくいので例示すると、車両数40台では、月配車回数6,000回で約43,000万円になるそうです。


  タクリーチの料金は、初期費用、固定費不要、成約ベースで1配車成約100円だそうです。なので、月に1,000回の配車では、配車代行は約10万円になります。


  いいことずくめの様に聞こえますが、車両台数は50台までとなっています。又、深夜帯に限りませんが、会社には忘れ物の問い合わせが多く、深夜帯にオペレーターがいないと忘れ物の対応が出来なくてまずいんじゃネ(笑)



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