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2023年川鍋私案とり2017年三ヶ森タクシー案

 今回は「川鍋私案とり三ヶ森タクシー案」を書こうと思います。


  とりま、タクシーアプリ「GO」と日本交通はの会長の川鍋氏は、タクシー業界の人材不足解消を目的に、アプリ注文のみを受け取る車両「GO Reser=ゴーリザーブ」と、専用乗務員「GO Crew=ゴークルー」を、202337日より順次稼働する予定でした。あくまで予定です。


  GO Crewは時間給で柔軟な働き方ができ、又、「隔日勤務」というタクシー業界特有の働き方ではなく、「週3回・15時間」から働け、副業やダブルワーク、生活スタイルに合わせて働けることを特徴とし、時給は1,500円~で営業エリアは東京23区・武蔵野市・三鷹市でした。


  又、GO Reserveは「その他ハイヤー」として認可を受けているので、流し営業は行なわなく配車アプリ「GO」が受けた注文のうち、目的地が入力された注文のみで営業すし、決済はアプり上で完結しているため、降車時のやり取りも不要でした。


  飽くまでSNS上の噂に過ぎませんが、都内から羽田、成田といった長距離に設定されている場合にのみ、この車両が来るという噂が有るそうで、普通の乗務員が成田に行けばそれなりの給料が歩合として発生しますが、GO Crewだったら時給制なので、2時間かかっても乗務員の給料は3,000円にしかなりません。


  横浜から成田まではほゞほゞ3万円の料金で、歩率60%だとしたら給料は1万8千円になります。東京は成田へは横浜より近いですが、同じ理屈で時給制の方が支払う給料は安く済みます。


  ですが、アプリ専用車の事を書き配ったペーパーもその日のうちに一部記者に漏れ出ていて、川鍋氏が失敗だったなと思ったのはアプリ限定としたことだそうで、多くの方に不評を買ってしまい、その意見を踏まえ、その日のうちに内容を修正し、アプリ専用から迎車専用=電話による無線配車等を含めるに変えている事はこのブログでも書きました。


  その上で2種免許を保持する乗務員を可及的速やかに増やすため=現在の乗務員不足を解消するため、「一時的に1種免許+5日間の講習」を目地している様です。


  ですが、川鍋氏は、乗務員不足を解消するため、一種免許によるタクシー乗務の大義名分としていて、供給不足の一刻も早い是正、を挙げていますが、それは詭弁に過ぎない様に見え、本音は、勤務日数や継続勤務などが不安定なパート乗務員に対する二種免許取得費用の負担リスク低減ではないかと思ってしまいます。


  これが、川鍋氏の私案です。要は、「1種免許+5日間の講習」でタクシー乗務員になれる事になります。


  一方、三ヶ森タクシー案は、このブログでも書きましたが、2017年の規制改革推進会議に提出した物で、日本のタクシーも、もっと利用者ニーズに応える努力をする必要があり、ライドシェアがやっている、いろいろな工夫が書かれていて、その上で、コストカットした別モードのタクシーがあっていいのではないか、ということで、「ハイヤー的なタクシー」の詳細が書かれていた様で、運転手の要件は、二種免許ではなくて、1.5種的免許。雇用は請負もしくは直接雇用。車両は自家用車だけれども、届け出制とし、所有タクシー台数を上限とする。運行管理はタクシー会社がきちんとやる。安全対策として、事業者に運行責任を課し、運転手に対する指導監督をやらせる。営業の制限として、予約配車のみ可で、顧客との金銭の授受を禁止する、というものだった様です。


  で、1.5種免許というのはどういうイメージかというと、三ヶ森タクシーは、現在、中型に限定した免許を解除するときに5時間ぐらいの研修があり、あるいはユニバーサルデザイン・タクシーの研修といったものもあので、一種免許を持っている人に対して、こういう一定時間の研修をするというイメージが自家用車=、コストカットした別モードのタクシーのハイヤー的なタクシーになる様です。


  これが、表題の「2023年川鍋私案と2017年三ヶ森タクシー案」になり、乗務する車両こそタクシー車両と自家用車の差は有りますが、免許条件は「普通免許+講習」でタクシー業務を行う事は川鍋私案と同じで草です。


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