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京浜地区及び相模 ・ 鎌倉 地区で運賃改定審査開始

 今回は「京浜地区及び相模 ・ 鎌倉 地区で運賃改定審査開始」を書こうと思います。


  昨年12月20日に、神奈川県京浜地区及び相模・鎌倉地区のタクシー事業者から初の運賃改定の要請有った事を受けて、関東運輸局は実績年度における適正利潤収支率が100%を下回まったので、運賃改定が必要と判断して運賃改定の審査を行うこととなりました。


  これから原価計算対象事業者選定してどの程度の増収率にするかを査定する事になります。


 因みに、タクシー会社毎に希望増収率は希望通り要請できますが、結果は査定金額とかなり差が有ります。


  今回の要請運賃概要は11種類有った様で、その内初乗り金額は10種類が500円で、残りの1つは600円だった様です。


  同じ500円でも初乗り距離にばらつきは有り、一番短い距離は0.868㎞~0.895㎞、爾後加算は185m~190mで100円、時間距離併用メーターは70秒~75秒で100円、時間制運賃は1時間6,700円~8,800円、以後30分ごとに3,000円~3,100円だった様で、現行とかなり差が有ります。


  最も改定が穏やかだったのは、1.1㎞~1.2㎞、爾後加算は211m~242mで80円~100円、時間距離併用メーターは70秒~86秒で100円、時間制運賃は1時間5,150円~5,900円、以後30分ごとに2,400円~2,660円だった様でかなりの開きが有る様です。


  現行運賃は、初乗り1.2 ㎞ で500 円、爾後料金 264 mで100 円、 時間距離併用メーター95 秒で100 円、時間貸料金は 60 分で 4,940 円、以後は 30 2,230 円です。


  因みに、今回の要請における所要増収率 は9.1%~40.3%と当然っちゃ当然ですが結構差が有ります。


  前回の2020年の運賃改定での京浜地区の改定率は8.88 %だったのですが、今回の改定はコロナ禍も有ったので相当タクシー会社も赤字なはずなので、前回と同じ位になるのかは微妙な処です。


  初則運賃の500円と爾後距離、時間距離併用メーターは10社は100円ですが距離と時間に幅が有ります。


  所要増収率 が9.1%~40.3%だった事を考えると、逆に、事業者によって9.1%~40.3%が赤字がだった事になります。


  要は、所定必要額の90.09%~59.7%しか営収が無かった事になるのでしょうか?


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