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女性ドライバー応援企業認定制度創設

 今回は「『女性ドライバー応援企業認定制度創設』」を書こうと思います。


  この女性ドライバー応援企業認定制度は、平成27年2月に閣議決定された物で、閣議決定とは、憲法や法律で内閣の職務権限とされていてる事項や、国政に関する重要事項で、内閣の意思決定が必要なものについて、全閣僚が合意して政府の方針を決定する手続きのことです。


  分かり易いのは、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」で、令和2年4月7日に閣議決定、又、「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」は令和2年12月8日に閣議決定及び「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」は令和3年1119日に閣議決定され、これらの閣議決定を受けて、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が創設されました。


  この閣議決定を受けて創設された物が、前記した「女性ドライバー応援企業認定制度」のなります。


  この制度は、女性ドライバーの数を2013年度から2020年度にかけて、約6,70014,000人倍増することとされています。


  制度と言うからには決まりが有りますが・・・・


  認定制度の概要は、女性ドライバーの新規就労・定着に取り組む事業者を認定し、認定事業者を国土交通省HPで紹介し、又、当該者に対して、「女性タクシー運転者の新規就労・活躍推進に関するモデル事業業務」(平成27年度)の報告書及び関連冊子等を提供するそうで」その冊子が以下の画像になります。


ママタク.png


  認定基準は以下の3点を満たす者を、「女性ドライバー応援企業」として認定するものとするそうです。


   :雇用目標:女性ドライバーの雇用目標を設定していること


② :労働環境:女性ドライバーを含め、従業員が働きやすい施設・勤務形態の整備等に取り組んで


いること、または整備に向けた目標が明確であること


   :情報提供:労働環境に係る情報(勤務形態、福利厚生等)を公表していること


です。


 タクシーの最新白書の様なTAXI TODAY in Japan 2022では、タクシー乗務員は全国で240,494人で、「女性ドライバー応援企業」は749事業者で女性ドライバーは・・・・・9,723人だそうなので、4%になります。(笑)


  なので、約6,70014,000の倍増どころか、69%増しに留まっています。なので、理想より約3,000人しか増えていません。


  女性の乗務員ネ~・・・・兎にも角にもコロナ禍で乗務員数が減少してるなかで女性乗務員を増やすのは至難の業の様です。(@_@)



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