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タクシーのDX化って・・・・?

 今回は「タクシーのDX化って・・・・?」を書こうと思います。


  先ず、DXとは、DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、経済産業省の定義では、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」と定義している様です。ふ~ん、で、何?(笑)


  DXの発祥は2004年になり、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念で、スウェーデン・ウメオ大学の教授が初めて提唱したそうです。ビジネスの現場では、「企業がテクノロジーを利用して、事業の業績や対象範囲を劇的に変化させること」になる様です。


 日本では経産省が201812月に発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」の中で、いくつかの指針を示している様です。


 そのDXの推進に必要な要素は次の5つになる様で、・モバイル・クラウド・IoTAI・ビッグデータ、だそうです。


  このDXを利用しているのが、タクシー業界では、タクシーの配車には長くアナログ無線が使われていましたが、2016年に使用期限を迎えた後、デジタル無線への完全移行が進み、タクシー業界のほうが一般企業よりDXの近距離にいるのでしょうか?


  タクシー業界のDXは、20185月に、ソニーがタクシー会社7社及び子会社であるソニーペイメントサービスと共同で、「みんなのタクシー株式会社」を設立しました。ソニーの持っているAIとセンシング技術を活用し、「需要予測サービス」と「安全運転支援」の2つの分野に注力することがそのコンセプトだった様です。


  「安全運転支援」はトヨタのジャパンタクシーにもあるので、要は、「需要予測サービス」が売りのDXになる様です。


  前に書きましたが、大和自動車交通グループは東京都内約2,000台のタクシーに20214月から順次導入するそうで、km2021.10から・・・・東京都内のkmグループのタクシー60台にて実証実験を開始しで(笑)


  現在、一体どの位のタクシーがソニーの「需要予測サービス」を利用しているのでしょう?全くネットでは採用会社名が見当たりません。(笑)


  デンソーテンとデンソーテン販売は201882日、全国のタクシー事業者に向けて、AI(人工知能)を活用した「タクシー乗車需要予測サービス」の販売を開始した様ですが、その一方で、NTTドコモは1116日、人工知能を活用、ドコモのリアルタイム移動需要予測技術で未来のタクシー乗車需要を予測するタクシー事業者向けサービスAIタクシー」を、1130日に新規受付終了し、2022615日にサービスを終了すると発表した様です。


  下の画像がドコモの「AIタクシー」の画面ですが、一目見ても使いものになりそうも有りません。(笑)その下の画像は、ソニーの東京都内のタクシーから収集した車両走行データです。


ソニー.png


ソニデータ.png


  一時、タクシー営業の強い武器と期待された「需要予測サービス」ですが・・・・期待外れで草(>_<)



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