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歩合給でも不動産会社の場合

 今回は「歩合給でも不動産会社の場合」を書こうと思います。


  はるか昔の事ですが、あるきっかけで不動産の「宅建主任者」の免許を取る事になりました


今は「宅建主任士」と呼ばれる資格ですが、当時は「宅建主任者」と言う名称で呼ばれていました。


  資格を取ろうと思ったのは夏での7月頃で、試験は10月で合否の結果発表は12月だった様だと記憶しています。なので、楽しい夏に全く知らない宅建の事を学ぶことになりました。(笑)物件、債権の違いや、対抗の意味も知らない状態のアポ―ン君でした。(笑)


 当時は実家がアパートを所有していて、その1室が空いていたのでそこで籠城状態で生まれて初めて猛勉強をしました。草。今にして思えば大学入試より真剣だった様に感じます。


  ですが、根っから遊ぶのが好きだったので、三浦半島の三戸浜の民宿にも度々今の女房と泊りに行き、受験前に海水浴です。(笑)


  当時は無職だったので、費用はすべて女房持ちでした。草。でそうこうしていると10月になって試験日を迎えました。約3ヵ月の勉強で受験になり、今にして思えば「無謀」ともいえる行為(笑)です。今は合格発表はネットで行われている様ですが、当時は中区のシルクセンターの前に有った県の施設に張り出されていたと記憶しています。で、結果的に3ヵ月の勉強で一発合格でした。(笑)今の合格率は分かりませんが、当時は13%前後だったと記憶しています。


 免許2.png


 そこから不動産業界にどっぷり嵌りって草です。今は分かりませんが当時は「取引主任者手当」は3万円だった様に記憶しています。


  で、今は分かりませんが当時は不動産屋の給料はタクシーで言えば・・・A賃に近い様な物で、タクシーのB賃もフル込みと呼ばれ、固定給が無い代わりに仲介手数料の30%が普通だったと思います。


  不動産屋の給料は例えば、A社は「基本給25万円」+「歩合給8%」、B社は「基本給17万円」+「歩合給 15%」、C社は「基本給15万円」+「歩合給 20%」、Dは「基本給0円」+「歩合給 30%」=フル込みの様になっていて、見れば分かる様に基本給≒固定給が高いと歩率は低くなり、逆に固定給が安いと歩率は高く設定される様になるのが一般的です。


  仮に5,000万円の物件を仲介した時は、A社は25万円+(5,000万円×3%6万)×8%=374800円になりますが、フル込みではストレートに(5,000万円×3%6万)×30%=468,000円になりその差約10万円になります。売りと買いの両手では、A社は499600円ですが、フル込みなら936,000円になります。


  この固定給と歩率は各社様々なので一概に言えませんが、総じて仲介に自身のある人はフル込みの方が良い様な気がします。が、売り上げが無ければ・・・・理論上0円になります。当時は何も思いませんでしたが、労基法の存在を知ると、フル込みの売上0円は違法の様な気がします。不動産の営業マンもタクシー乗務員も同じようなもので、不動産屋の営業マンは「物調」と言う物件調査名目で自身の行動は余り会社から制約を受けなかったと思います。(笑)


  今は知りませんが、当時は「アットホーム」が配られる日は、何人かで同じ車に乗って新しい物件を見て回った記憶が有ります。(笑)


  後は広告を新聞に載せた日は、反響の電話が鳴るので、それこそ電話を取るのが「早いもの勝ち」状態で、中には受話器から手を離さない者までいて(笑)です。


  今回はMKの事を書くつもりでしたが、なんだか昔が懐かしくなったので・・・WWWW(@_@)・・ノシ



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