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PCR検査、公費負担と自費負担

 今回は「PCR検査、公費負担と自費負担」を書こうと思います。

 テレビの方法などで、PCR検査費用の費用の支払いを巡り50代の男性が検査費用の6,000円の支払いに納得がいかなく、4時間近病院に居座り病院側が警察を呼ぶ騒ぎにまで発展したケースが有った様です。

 診療代の6,000円の売り訳は、PCR検査費用、血液検査費用、レントゲン撮影費用の様です。翌日陽性判定がたので電話で陽性だたことを告げると、数日後、その男性来院して「陽性だったら金が駆らないはずなのに、何故、料金が発生した」とクレームをつけ料金の返還を求めた様です。

 病院側の男性に行った説明では、「要請になった後は料金はかから無いが、最初の時、初診料はかかる」と回答した様です。最終的に病院は警察呼んだそうですが、警察は「民事不介入」の原則で介入できず、最終的に病院側が6,000円を返却したそうで、その病院の院長は涙ながらテレビの取材に答えていました。返金を受ける迄4時間も病院に居座る男性も如何かと思いますが、果たして、病院側の対応に問題は無かったのでしょうか?

 ご存じの様に、通常、病気で治療を受けたり、入院したたりするにかかる医療費のうち、健康保険では70歳未満の場合3割の自己負担が発生します。新型コロナウイルスは、厚生労働省が「指定感染症」に指定したことにより、入院した際の医療費は基本的に公費で負担されます。

 又、PCR検査でも、「自治体が検査を委託する医療機関や保健所で検査が必要と判断された人」、「接触者と認定された人」などの検査費用は基本無料です。要は、保険適用でPCR検査を受けるときの検査費用は、検査本体が18,000円で、検査判断料が1,500円になり、総額19,500円になり、その3割負担は5,850円になります。但し、保険適用のPCR検査に限り、その5,850円は国が負担します。そのことを公費負担といい、したがって保険適用のPCR検査は、受診者様は実質無料で受けられる事という事になります。

 基本、コロナ感染症が疑われる症状が出たら、かかりつけ医、地域の身近な医療機関、各地域の発熱相談センターに電話相談します。電話で受診する医療機関が決まったら、そこへ行きます。受診の結果、コロナ感染症の疑いがあって受診が必要と判断されたら、PCR検査センターに行ってPCR検査を受けまる事になり、これが、保険適用のPCR検査になります。

 もう一つのPCR検査には、、発熱等の症状がなく、感染者の濃厚接触者ではない人仕事で海外に行く場合や、感染不安の払拭、会社等雇用者の方針や本人の希望などに基づき、検査にかかる費用を自己負担することで自主的に受ける自費検査が有ります。

 自費検査で陽性だった場合、換言すると、「医師による診断を伴う検査」又は「検査機関の提携医療機関等の医師により新型コロナウイルスに感染したと診断された場合」には、医師が感染症法に基づく届出を保健所に行うことになります。

 福祉保健局は、医師の診断を受けなければ、このような対応につながらないことから、「医療機関」又は「提携医療機関をもつ検査機関」で、検査を受けていただくことが望ましとしています。

 話が本題とずれて来ましたが、冒頭の男性は、微熱と咳の症状を訴え来院した様です。言わばかかり付け医では無く、一見さんだった様です。

 微熱、咳の症状を訴えているのなら、今は当然コロナを疑うべきではないでしょうか?案の上コロナ陽性判定です。結果論ですが、かかり付け医では無くても保険適用でPCR検査が受けられるPCR検査センターでの検査でも良かった様な気がします。

 又、厚労省のホームページでも「発熱や咳などの症状がある場合は、行政検査の対象となりうるので、まずは身近な医療機関に相談してください」となっています。なので、この県の詳細は分かりませんが、この一文だけ読んでも行政検査の対象になる様ながします。又、この医師は感染症法に基づく届出を保健所に行っていたのでしょうか。

 横浜市の場合、行政検査が受けられるのは、受診先で、 医師の診察の結果、検査の必要性があると診断された人で、① 診察医療機関(かかりつけ医)でそのまま検査を受ける方法、② 診察医療機関から紹介された別の医療機関で検査を受ける方法、③ 診察医療機関から紹介されたドライブスルー方式の検体採取所で検査を受ける方法の3つの方法がある様で、いずれの場合も診療、検査には予約が必要の様です。

 今回の6,000円の自費は他の自費検査よりは大分安い様で、概ね2万円~3万円が自費検査費用が相場の様です。

 今回の報道では、恰も当該医者が被害者の様にいていますが、4時間も病院に居座る男性もどうかと思いますが、病院側にも落ち度は無かったでしょうか?

 な~んかもやもやして、スッキリしない事件でした。草

 何れにしても、PCR検査の公費負担と自費負担は、厚労省のホームページを見ても分かり難いようでした。(>_<)

なので、コロナかもと思ったら「保健所」、「各市町村の新型コロナウイルス感染症コールセンター」へ連絡すのが良いかも・・・・デス。下手に見知らに医者で検査を受けると・・・・自費になるカモ?草


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