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新型コロナウイルス重傷者数、国と都で何でこんなに違うのか?

 今回は「新型コロナウイルス重傷者数、国と都で何でこんなに違うのか?」を書こうと思います。

 最近はタクシー乗務員のブログって言うか、コロナウヲチャーのブロブの様で我ながら草が生えます。何でかと言うと、最近と言うかここ何カ月間真面に出勤していなく、先月は5日、今月は7日しか出勤していないので、完全にネタ切れ状態・・・・で草が生えます。

 で、何をやっているかと言えば、ナ~ンにもしていません。(>_<)。なので毎日YouTubeを見ているかブログを書いていて、既に7月23日の分まで書き終えています。草

 前々から気になっていたのですが、コロナの重症患者数が国の発表と都の発表で大きく異なっている事に今更ながら気付きました。
重傷者基準.png
 東京都の新型コロナウイルス感染症患者のうち7月18日時点の重症者数が国基準で576人にのぼっていて、すでに第3波や第4波のピークを超える水準です。一方の都の基準では下のグラフの様に、同日時点の重症者数が国基準より大幅に少ない58人となっています。

 何で国と都の重傷者患者数は約10倍との方が少ないのかという疑問が湧いてきます。そこで重傷者の定義が同じコロナでも違うの?となります。

 「重症者」の定義は国の基準では、集中治療室(ICU)もしくは高度治療室(HCU)などへの入室、または人工呼吸器かECMO(人工肺)で管理中の患者です。が、都の基準では人工呼吸器かECMOを使用している患者のみをカウントしているだけなので、国の基準の集中治療室(ICU)もしくは高度治療室(HCU)などへの入室が都の基準んではカウントしていない事になります。

 普通、集中治療室(ICU)や高度治療室(HCU)に入室していれば重傷者と思うのですが?

 例を取ると、令和 3 年 3 月 2 日時点では、都の基準では、重症者/重症病床=54/330×100=16%に対し、国の基準は337/1000×100=32%となっていて、重傷者だけでは無く重症病床数も大きく千葉っています。何れにしても都の公表している数字の方が重傷者は低く病床も少ない様です。

 4月下旬に厚生労働省が出した通知が有り、その通知では、入院患者などのうち、次の3つの条件のいずれか1つでも当てはまる場合は「重症者」として報告するよう都道府県などに求めています。
(1)集中治療室(ICU)などでの管理が必要、(2)人工呼吸器管理が必要、(3)人工心肺装置(ECMO)による管理が必要な患者で今回、問題となったのが(1)のICUです。

 普通に解釈すれば文章通り「集中治療室で患者を診ている」となると思うのですが、まり「集中治療室に入っている患者」という意味になると思います。

一方、東京都は、集中治療室などに入っている患者でも、人工呼吸器やECMOを装着していなければ「重症者」に数えていません。普通に解釈すれば、「集中治療室で患者を診ている」、つまり「集中治療室に入っている患者」という意味だと説明しています。

一方、東京都などは、集中治療室などに入っている患者でも、人工呼吸器やECMOを装着していなければ「重症者」に数えていません。

 都は、その理由について「集中治療室に入っている患者全員が必ずしも重症とは言えず、その時の病床の空き具合などを見て、重症でない患者を集中治療室で診たり、重症化するリスクが高い患者にあらかじめ集中治療室に入ってもらったりすることもあるため」などと説明しています。専門家と協議した結果の判断だということです。

 この説明を聞くと、重傷者は「その時の病床の空き具合などを見て」判断すると捉えられても仕方が有りません。重症が病床によって決まってしまうとは・・・流石、狸顔のK・B・B東京都知事で草が生えます。

 厚労省も、文言だけを見ると「集中治療室での管理(治療)が必要」という表現は、「集中治療室での管理が必要ない患者は重症者に数えなくていい」と読み取ることもできます。としていますが、この様な読み方はおそらく想定外だった様に思います。(>_<)

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