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新型コロナウイルス感染症対策分科会

今回は「新型コロナウイルス感染症対策分科会」を書こうと思います。

 よく首相のコロナについての記者会見の席に「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の会長の尾身氏が同席しているのを見ます。では「新型コロナウイルス感染症対策分科会」とはどの様な組織間のか?という疑問が湧いてきます。・・・自分だけ?

 尾身氏が記者からの医学的質問に答えているので、ナ~ンか医者とか医療関係の新型コロナウイルスに関する医療関係の、例えば「医師」などの集まりの様な気がしていました。

 初めに内閣に設置されたのは、2012年に新型インフルエンザ等対策閣僚会議の諮問機関として「新型インフルエンザ等対策有識者会議」が設置されました。なので最初の目的は新型インフルエンザ対策でした。設置根拠は「新型インフルエンザ等対策有識者会議の開催について」に基づく物でした。

 又、「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」という組織も有り、これは新型コロナの流行に伴い、2020年2月から新型コロナウイルス感染症の対策について医学的な見地から助言等を行うために開催された会議で、2020年7月3日に廃止されました。この専門家会議は、内閣に設置された新型コロナウイルス感染症対策本部の下で、医学的な見地から適切な助言等を行うことを目的とした組織で、前述した尾身氏は副座長になっていました。

 上記「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が廃止されることになったのに伴い、新型インフルエンザ等対策閣僚会議の諮問機関である新型インフルエンザ等対策有識者会議の下で新たな分科会として発足したのが「新型コロナウイルス感染症対策分科会になり、設置根拠は新型インフルエンザ等対策閣僚会議決定した「新型インフルエンザ等対策有識者会議の開催について」に基づくもので、廃止された「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」と同じです。分科会長は「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」で副座長を務めていた尾身氏が就任しています。

 又、「新型インフルエンザ等対策有識者会議」という組織も有る様ですが、これは「新型インフルエンザ等対策閣僚会議」の下に設置されている組織で、「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」は「新型コロナウイルス感染症対策本部」の下に設置されている機関なので異なります。

 なので、コロナに関する組織は、新型インフルエンザ等対策有識者会議、基本的対処方針等諮問委員会、医療・公衆衛生に関する分科会、社会機能に関する分科会、と本題の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が有る様で、ワケワカメ状態です。

 2021年6月21日に尾身氏が日本記者クラブで行った約1時間30分程度の記者会見を見ましたが、尾身氏は度々「医学的には」と言った言葉を使用していました。自分はこの会見をYouTubeっで見ましたが、サムネには「【ノーカット】尾身茂氏ら専門家有志が会見 東京五輪」となっていました。という事は、尾身氏は分科会の文科会長では無く、医療従事者として出席している事になり会見の中でもそう述べています。

 分科会は「医療」+「経済」の問題を検討する様なので、純粋に医学的な事だけ県とする様な場では無い様なので、分科会の有志という形でい医学的見地のみから、コロナ禍での東京五輪の開催の是非、無観客での開催、感染者数の数、バブル方式、等々の事を、医的に見て語りたかった様に感じました。

 要は、「分科会」という枠を超えて、換言すれば「分科会」では言えなかった上記の様な事を述べたかった様に感じました。

 首相と記者会見で見る「なんだかナ~」とみていましたが、何だか尾身氏の立ち位置が分かった様な記者会見でした。ってか、どうでもいい?
記者クラブ.png
 

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