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定額料金乗り放題の乗り合いタクシー『mobi』

今回は「定額料金乗り放題の乗り合いタクシー『mobi』を書こうと思います。

 この定額料金乗り放題の乗り合いタクシーは、京都府京丹後市で6月30日から運行されている様です。運営会社は、人工知能(AI)で最適のルートを割り出し、10分程度で配車し、マイカーに代わる移動手段として利用を呼び掛けているそうです。

 同市内では通勤、通学、通院などで1世帯で2、3台の車を持つケースが多く、免許を返納した高齢者らの利便性の向上を図り、車所有の経済的負担をなくす狙いで、運営会社がAIでの配車や予約管理を担い、地元の「峰山自動車」が運行するそうです。

 この峰山自動車株式会社は峰山タクシーとも呼ばれているそうで、昭和2年6月 石田タクシー・平井タクシーとして創設され、昭和13年5月 峰山自動車株式会社に改組したタクシー事業者の様です。本社は峰山営業所と呼ばれ、その他にも大宮営業所が有るそうです。所有者車両は、ジャンボ(9人乗り)、普通車(5人乗り・4人乗り)、と普通車のうち花嫁専用車(お客様5人乗り)が有る様ですが、各々の台数は不明でした。草

 この『mobi』の運行会社は、高速バス・夜行バスを運営する「ウィラー」になります。有り体に言えば、ウィラーが運行管理を行い、峰山タクシーが運行する形になります。運行管理と言っても、前述した様に人工知能(AI)で最適のルートを割り出し、10分程度で配車するそうです。

 気になる料金ですが、月額5000円の定額料金による会員制がメインとなる様で、エリアは大宮町の一部を含む峰山町中心部になり、午前8時〜午後9時にスマートフォンのアプリや電話で配車を予約し、何度も乗り降りできるそうです。会員の同居家族は6人まで1人月額500円で利用できるらしく、1回乗車は中学生以上300円、子ども150円も様です。

 ここ迄は「ふ~ん、乗り合いタクシーネ」って事ですが、興味を持ったのがウィラーに関してです。殆どの方がウィラーと言えば、高速バス・夜行バスを運営する会社だと思っていると思います。が、鉄道も運行している様で、WILLER TRAINS 株式会社というウィラーの完全子会社が言ってみればウィラーの鉄道事業部にあたる様で、 京都丹後鉄道の列車の運行、乗車券等の販売等の事業を行う鉄道事業者の第二種鉄道事業者に該当するそうです。

 鉄道事業は、鉄道事業法第2条により、第一種鉄道事業(上下一体方式)、第二種鉄道事業(上下分離方式で運送・経営のみ)、第三種鉄道事業(上下分離方式で施設の整備・保有のみ)に分けられているそうで、第一種鉄道事業は、鉄道による旅客または貨物の運送(列車の運行)を行う事業であるもので、鉄道施設一式を保有するとともに列車の運行も行うので、ほとんどの鉄道事業者が該当するそうです。
 ウィラーの第二種鉄道事業は、上下分離方式と呼ばれ、運送・経営のみを行います。上下分離方式とは、鉄道・道路・空港などの経営において、上部の運行・運営を行う組織と下部のインフラの管理を行う組織を分離して、上部と下部との会計を独立させる方式だそうです。

 なのでウィラーは京都丹後鉄道の上部を担ってる事になります。道路での上下分離方式は、高速道路では日本高速道路保有・債務返済機構が道路とその付帯施設=インフラを保有していて、東日本高速道路・首都高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路・阪神高速道路・本州四国連絡高速道路の各社がそれを借り受けて管理・運営しているそうです。なので下部のインフラの管理は日本高速道路保有・債務返済機構、上部の運行・運営は各高速道路会社になる様です。

 如何でもよい事で・・・・スマソ。草

 


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