SSブログ

コロナワクチン接種1日100万回接種の根拠

 今回は「コロナワクチン接種1日100万回接種の根拠」を書こうと思います。

 24日にスタートした自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け大規模接種が、朝日や毎日の偽予約で恰も自衛隊に落ち度が有る様な報道がされています。流石に予約はキャンセルした様ですが、この予約が出来た事を上げ、自衛隊や政府を批判している様です。要は、実在しない接種券番号でも予約できることを、実際に予約して試したことについて、防衛省は悪質な行為だとして、書面で抗議しました。

 毎日新聞は、確認作業は公益性が高いと判断し、予約はすぐに取り消しています」とコメントしています。
草。実際、予約が取れたとしても、本人確認や接種券の有無で接種は出来いそうですが、予想していた様に、この行為を模倣する人が出た様です。

 首相は、7月末までの高齢者全員の接種完了に向け、1日100万回の接種目標を掲げている様で、大規模接種センターの稼働で、遅れが目立つ接種作業をてこ入れし、局面打開を狙う事の様です。

 では、この100万回という数字は何処から来たのでしょう?首相は4月23日に「7月末までに高齢者への接種を完了」を挙げました。

 全国の高齢者の数は約3,600万人になるので、2回接種を7月末までに完了するのに約2ヵ月有ります。2回接種なので合計接種回数は約7,200万回になります。そうすると残された期間は約2ヵ月なので、7,200万回÷60日=120万回/日となります。1日120万回の接種が必要な事になります。要は、首相は逆算した結果が「1日100万回のワクチン接種」だったという事になります。草

 インフルエンザワクチンの接種率は2019年度で54.8%だった様です。とすると国民の約6,600万人がワクチンを接種していた事になります。インフレエンザは例年10月~翌年2月頃まで流行するので約120ヶ月になります。そうすると、6,600万人÷120ヶ月=55万人/日になり、1日約55万人~60万人がインフルエンザワクチンの接種を受けている事になります。

 何かで読んだ記憶が有るのですが、インフルエンザワクチンで1日60万人が接種できているので、コロナでも1日100万人も可能といった物でした。

 全くピントがずれていると思います。5月7日夜の会見で首相は、記者から「「100万回」の積算根拠は?」と問われと、「「インフルエンザの接種は(1日)60万回ぐらいは平均でできているという報告を受けていますので。接種を始めて、本格的に慣れてくると、そうしたことも可能だと」し、続いて「一般の国民への接種を終える目標の時期は? 年内に終えることは可能?」という質問には、「高齢者の方を終えて、そして国民に広く接種をしていきたい。現時点においては、そこまでに述べさせていただきたい」とし。首相は、完了時期について明言を避けました。

 インフル60万回=コロナ100万回発言の張本人は首相の様で草が生えます。インフルエンザは殆どの病院で予防接種を受けれますが、コロナは現在も高齢者でさえ予約を取る事が困難な様です。

 首相・・・・甘すぎじゃネ?と言いたいとこです。草

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント