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KDDI相乗り通勤タクシーと国交省相乗りタクシー導入先送り

 今回は「KDDI相乗り通勤タクシーと国交省相乗りタクシー導入先送り」を書こうと思います。

 KDDI株式会社 、国際自動車株式会社 、株式会社未来シェア は、アフターコロナ時代を見据えた新たな通勤スタイルの確立に向け、KDDI社員を対象とした「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」の実証実験 (以下 本実証実験) を東京都内で2020年7月13日から2020年8月7日まで実施しまた様です。

 聞き慣れない未来シェアと言う会社は相乗り配車システムを提供する会社で、2016年7月21日に北海道函館市で設立され、株式会社アットウェア取締役が代表取締役を務める取締役会長が2人もいる・・・ITベンチャーそれもMAASに特化した企業の様です。

 株式会社アットウェアは横浜市西区みなとみらいに本社を置くこれも2004年12月に設立されたIT企業の様です。

 本実証実験については、「東京圏の都市鉄道の最混雑区間における混雑率は199%と高止まりしており、社員にとって満員電車による通勤は、大きな負担となっています」としていますが鉄道はガラガラの状態です。草

 利用者は、出勤は前日の夜までに、退勤は当日の昼までに、アプリで希望の乗降場所、乗降時刻を指定して、オンデマンドタクシー配車を予約しすると、予約締め切り後に相乗りマッチング計算を行い、運行ルートを確定しその後、予約確定情報が利用者に通知され、配車手続が完了するシステムの様です。対象者はKDDI社員の約2,000名で実施エリアは都内 (一部エリア) ⇔飯田橋、新宿、虎ノ門エリアのKDDI事業所となっている様で、㎞はミニバンタクシー10台程度で運行を行うそうです。

 間が悪い事に、国交省がスマホアプリを使った「相乗りタクシー」制度の導入時期について、暫く先送りにする意向を表明しました。「相乗りタクシー」はコロナ禍が本格化する前の3月に制度案が決定され、意見募集の手続きを経て今夏をめどに制定・施行される予定でした。普通はパブコメが出たら直ぐスタートするものの様ですが、現在のコロナ禍でストップしている様です。

 コメントでは「・・・準備は万端に出来ているが、今スタートしても誰も乗らない。コロナ後になるだろう」と語った様です。要は、アプリ上で合意形成されているという事ですが、限られた空間で知らない人と移動する、という事は合意されていても馴染まないという事の様です。

 3月というと武漢ウィルスの第1波の真っただ中で制度案が決定され、意見募集の手続きをした事も如何かと思います。草

 そんな感染拡大中にパブコメを求める国交省も如何かしていると思うのは自分だけでしょうか?

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