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現在の実行生産算数

実行再生産数.png

  今回は「現在の実行生産算数」を書こうと思います。

 前に武漢ウィルスの実行再生産数が0.5人と書いた事が有った様な気がします。実行再生産数とは超雑に言うと、実行再生算数1以下の場合は感染角地が収縮に向かい、1を超えると拡大傾向になるという事で、感染者1人が何人に感染させる割合になります。

 実効再生産数の計算式は、(直近7日間の新規陽性者数/その前の7日間の新規陽性者数)の(平均世代時間/報告間隔)乗になります。平均世代時間とは、「感染源の感染から2次感染者の感染までに要する平均時間」を指し、5(日)をデーターに使っている事が多い様です。報告間隔は7(日)だそうです。∴5/7乗という事になります

 上のグラフは4月2日から7月5日までの実行生産算数を計算してグラフにした物になります。青い線は各日の実行生産算数をプロットした折れ線グラフ、黒い線は線形近似曲線、赤い線は2次近似曲線になります。黒の下のオレンジの線は感染課題の目安となる1になります。前述した様にこの線を超えると感染拡大傾向に有ります。

 元のデーターをどこで取るかによって値はちがってきます。自分の場合は夕方発表されるその日の感染者数のNHKのデーターを使用しています。

 自分の計算では緊急事態宣言が解除された後、6月27日までの1ヶ月は1近辺をウロウロしていましたが、感染者数が100人を超えた7月2日以降では、1.16 、1.34、1.39、
1.39となっています。今までも緊急事態宣言解除後に1以上を付けた日は、例えば6月20日の1.46の様に何日か有りますが、感染者数が少なかったので今の様な状態になっていません。

 厚生労働省が医療体制の確保に関連して6月に都道府県に示した目安では、人口10万人あたりの新型コロナウイルスの新たな患者数が、1週間で人口10万人当たり2.5人を超えた日を「基準日」としていて、その後、自粛など社会への協力要請を行うとしています。という事は実行再生産数の意義が?になっています。

 最初に実行生産産数を10万人当たり0.5人とした意味がわかりません。では何故実行生産産数が1を超えている日が何日も続いているのに公表しなかったんでしょうか?1を超えれば感染拡大局面なのに・・・わかりませ。草

 当然、Ⅰを超えれば1人の人がより多くの人を感染させます。7月5日までの1週間の感染者数の累計は652人で、10万人足での東京の感染者数は基準では350人になり、10万人当たり4.65人となるので2.5人をオーバーし、現在は総人数も約300人と大きくオーバーしています。因みに、6月29日の時点では2.61人となっています。これでは実行再生産数を唱えた意味が無い様に感じます。もっと、実行再生産数を重要と考えていればと思ってしまいます。実行再生数が1.46の日は前の週の感染者が128人、次の週が262人です。幾ら感染者数比が前週と比べわずかでも上回っていれば・・・危険です。しかもリンクが追えない人が多数となれば尚更危険です。厚労省は感染者数10万人当たり0.5人の実行再生産数より感染者数の10万人当たり2.5人を重視しているのでしょうか?・・・正確なグラフかは自分でも?ですが、今回の「基準日」を2.5人としてその後、自粛など社会への協力要請をする事は・・・当初から、さもありなんな事です。なんせ、実行再生産数1超えの日数が多くなっています。

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