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武漢ウィルス感染者数目安、10万人当たり0.5人と2.5人

 今回は「武漢ウィルス感染者数目安、10万人当たり0.5人と2.5人」の違いは?

 先日、東京都の感染者数が100人を超え107人になった様です。これを受けて都知事は緊急記者会見を開きました。その中で専門家は「労省の指標は、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が2.5人」としていると発表しました。

 自分の記憶では0.5人だった様な気がします。

 調べてみると、0.5人は、緊急事態宣言解除の目安の一つが「10万人当たりの1週間の感染者が0.5人以下」の数字だった様です。これを元にすると、5月6日~5月12日の東京の数字は1.4、緊急事態宣言が解除された5月25日には感染者数計56人で人口10万人当たりの感染者数70人を下回って0.4になっていました。

 記者会見の2.5人は直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が2.5人で、これ以上になった場合、自粛などの協力の呼び掛けが早いほど、医療だけでなく、自粛期間の短期化などで経済的にも影響が小さいとしている様です。厚労省は政府専門家会議の意見を踏まえ、感染再拡大に備えるための参考として、6月19日に都道府県に通知した様です。

 直近の1週間の感染者数は457人なので、14,000,000万人÷10万人×2.5人=360人となるので、前述した457人は大幅に上回っています。

 換言すれば0人口10万人当たりの感染者数0.5人は「緊急事態宣言解除基準」、2.5人は知事の言葉を借りれば「感染拡大要警戒」になる様です。

 会見の内容は、「接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染が多い」事を踏まえ「都民には夜の街、夜の繁華街への外出を控えてほしい」と呼びかけました。

 又、都内感染者は20~30代が約4割を占め、医療現場には異変も起こっているとも述べています。都は1日、「次の波(第2波)」への警戒を呼びかけるための新たな指標に基づき、専門家による評価を踏まえたうえで現状を分析し、4段階のうち、感染状況について上から2番目に深刻度が高い「感染が拡大しつつあると思われる」とし、医療提供体制について上から3番目の「体制強化の準備が必要であると思われる」と判断した様です。

 都内で初めて感染者が確認されたのは1月24日、武漢からの旅行者が2月13日に都内在住者の感染が初めて確認されました。潮目が変わったのが、3月20日からの3連休の後、東京五輪・パラリンピックの延期が決まった翌日の25日の様です。感染者が41人と跳ね上がり、都知事が夜に緊急会見で、平日夜間や週末に不要不急の外出を自粛するよう求めました。その後も感染者は増え続け、4月4日には感染者数が118人と初めて100人台になり、8日以降は100人を超える日が続き、17日には206人に上りました。感染者数は5月上旬ごろまで高水準で推移していましたが、緊急事態宣言に伴う外出自粛や休業要請の効果もあり、徐々に減っていき5月25日は「緊急時他宣言」が解除されました。が、接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染者が増え始め、6月中旬以降、再び増加傾向に転じました。感染者が多いには新宿、池袋だそうです。

 そうして7月1日から新型コロナウイルスの「次の波」への警戒を呼びかけるための新たな指標の試行を始めた様です。

 緊急事態宣言解除の0.5人と感染拡大要警戒の2.5人・・・5倍の根拠は?

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